2015年12月16日

プロの道具はここが違う!プロ御用達の鍋「プロキング」を使って分かった道具選びの重要性

家族の健康を思って作る毎日の料理。
続ければ続けるほど手際もよくなり、舌も肥え、料理に自信がついてきます。
みんな「その辺のレストランには負けてないわ!」という自慢の料理って、ありますよね。

そこでひとつ、疑問に思ったことが。
「いったい"プロ"と"熟練の主婦"は何が違うのかしら?」

今回、ご縁あって業務用鍋を製造・販売する中尾アルミ製作所さんから、
プロ御用達の鍋「プロキング」の半寸胴鍋をお借りすることができました。

プロ御用達の鍋を通じて、調理のプロが何を考えているのか見えてきました。
料理の腕に磨きをかけたいあなたも、プロを目指すあなたも必見!
プロの目線を取り入れて、プロ並みの腕を振るってみませんか?

技術力に支えられた美しさとシンプルさ!道具がやる気を駆り立てる!

レストランで使われるで使われる調理器具は一体なにが違うのでしょうか?
早速、届いた鍋を開封してみます!
到着したのは「プロキング」シリーズ、内径21cmサイズの半寸胴鍋。
寸胴鍋は内径と同じだけ深さがあり、縦長に見える鍋ですが、半寸胴鍋は深さが半分!
家庭で使うにはちょうどよいサイズです。
「プロキング」シリーズの半寸胴鍋は、IHコンロには対応していませんが、様々なガスコンロのサイズに対応。
内径15cmサイズから45cmまで、全11サイズで販売されています。
一人暮らしや大家族、業務用と用途によって選ぶことができますよ♪
箱から取り出して、まず感動するのは、その美しさ!
「プロキング」シリーズは厚さ4mmのアルミ製。
この厚さによって、均一に火が通り、焦げ付きを防いでくれます。
どっしりとした雰囲気ですが、持つと驚くほど軽い!さすがアルミ製!
高い技術力により均一に成形された鍋は、その輝きにも現れています。
鍋の外はもちろん、鍋の内側は水辺のスロー写真のような美しさ!おもわずうっとり♡
これだけ均一に形成できるのは中尾アルミ製作所だけなんだとか。
地味に面倒なフタの開け閉めも、アルミで作られたフタは軽く、軽やかに調理できそう♪
鍋の内側には、調理中もはっきりと分かるよう容量がエンボス加工されています。
凸加工になっているので、ソースが固まって見えない!なんてこともなさそうです。
熱伝導を大事にする鍋は取っ手も金属製。
美しい金色で触れたくなりますが、調理中は熱くなります。ミトンのご用意を!
シンプルなデザインは調理に集中するにはもってこい。
また美しいアルミの輝きは、調理のために生まれてきた道具の真摯さを感じさせる佇まいです。
背筋をぐっと伸ばして「よし!やるぞ!」という気にさせてくれますね!
鍋以外にも「プロキング」シリーズの"紹介リーフレット"と、"アルミ鍋の使い方"が同梱されていました。
"アルミ鍋の使い方"には、アルミ鍋のメリットを最大限活かし、長持ちさせるポイントがまとめられています。
使用前のメンテナンスをご紹介しながら、味の違いの分かる「あれ」を試してみますよ♪

鍋で炊く白米は早くてうまい!炊き方を追求して最高の白米を編み出せ!

アルミ鍋を手にしたら、使いはじめる前にケアが必要です。
ケアといっても、とても簡単!
鍋をざっと洗ったら、米のとぎ汁や野菜の葉切れを入れてひと煮立ちさせるだけ!
こうすることでアルミ鍋に「酸化皮膜」という天然のコーティングをアルミ鍋に施します。
この「酸化皮膜」によって酸やアルカリからアルミ鍋を守り、長~く使い続けることができるんです♡
食材や自然現象を利用した天然のコーティングなので、安心&安全♪
食の安全が基本のプロだからこそ、安全性にこだわれるアルミ鍋が支持されるのかもしれませんね。
ひと煮立ちさせたとぎ汁を捨てて乾かすと、うっすらと色が。これが「酸化皮膜」です。
さあ、使うための準備が完了しました!さっそく調理をはじめましょう♪
まずプロ仕様のアルミ鍋で作ってもらいたいのは、「白米」!
え、白米!?と思うなかれ。これが驚くほど早く、おいしくできちゃうんです!
使いはじめのケアと一緒に、ご飯を炊いちゃいましょう♪
アルミ鍋でおいしいご飯を炊くには、お米をしっかり吸水させておくことがポイント!
1時間ほど水に浸しておきましょう。
お米がしっかり吸水したら、水と一緒にアルミ鍋へ。
2合なら450ml、3合なら650mlが目安です。
水の量や加熱時間によって好みの炊き加減に調整できるのは、鍋炊飯の楽しみですね。
加熱は中火から弱火まで3段階で落としていくのがポイント。
また鍋炊飯は覚え歌の通り、「始めちょろちょろ、中ぱっぱ。赤子が泣くともフタ取るな」。
フタを開けないのがおいしくご飯を炊くためのコツです。
いざ、中火で加熱スタート!
熱伝導の早いアルミ鍋なら加熱も早く、沸騰まであっという間!
しばらくするとフタがコトコトと音を鳴らし始めます。
これは鍋の中が沸騰した証。そのまま2分ほど我慢!
分かりづらい沸騰を知らせるフタの音も、軽いアルミ素材なら分かりやすいですね♪
2分ほど経ったら、中火と弱火の間で3分。最後に弱火で7分!
ここでフタを開けて、水や泡が残っていないかチェック!
水や泡が残っているようなら弱火で1-2分加熱を続け、水分を飛ばします。
水分が飛んだら、火を止めて10分ほどフタをして蒸らします。
この蒸らし時間おいしいご飯の命!
ふっくらと芯まで火が通ったご飯にするための大事な時間です。
この時間が「赤子が泣くともフタ取るな」なんですね。
・・・ 10分後 ・・・
おいしく炊けているかなー?
いざ、オープン!
すごい!キレイに炊けてるー!
しゃもじで混ぜてみましたが、どの位置のご飯もふっくらキラキラ☆
さすがの熱伝導、全体的にまんべんなく火が通っています!焦げもありません!
さっそくいただいてみましたが、んー、おいしい♡
ふっくらしていてモチモチ!いつものご飯よりも甘みがあるかも!?
「今度はお水を減らし気味に、お米は○○米で」…と探究心をくすぐります!
なるほど、この探究心をくすぐるところもプロの心をくすぐるのかもしれませんね。
さて、お米はきれいに炊き上がったのですが、心配なのは後片付け。
鍋の様子はというと、、
あー、こびりついてる。。
これって、ちゃんと取れるのかしら。。
お鍋に水を張って、しばらく置いておくと、こびりついていたお米が浮いてきました!
ざざーっと流せば、あっという間に元のきれいな状態に!
この掃除のしやすさは焦げつきを起こしにくい、均一な熱伝導のおかげ。
片付けのしやすさも「プロキング」シリーズの技術力であり、プロに愛されている点なんですね。
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