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6月になった
今年ももう半分に近づいているなんて、信じられないほどだ。年明けからここまで、なんだかんだであっという間。桜が咲いたと思えば散り、ゴールデンウィークを越え、梅雨が目前に迫っている。そう、6月といえば衣替えの季節。冬物をしまい、半袖や薄着の出番だ。
とはいえ
今年の6月はちょっと様子が違う。
毎年この頃は、じわじわと汗ばむ陽気が日常になってきて「そろそろ冷房入れるか……」なんて思う頃合いなのだが、どうにも天候が不安定。夏が顔を出しかけたと思えば、翌日は長袖が恋しくなるくらい冷える。日によっては、寒いとすら感じることもある。
私としては
そんな気候の不安定さなど関係ない。なぜなら、私は「脂肪という名の天然布団」を年中身にまとっているからだ。冷え込みにだって、ちょっとやそっとじゃ屈しない。だから、周囲が「まだちょっと肌寒いよね」と言っているような時でも、迷わず半袖で出かける。むしろ暑がりな私にとっては、このくらいがちょうどいいのだーーーッ!
そんなこんなで迎えた6月最初の月曜日
新しい月の始まり、そして週の始まり。気合いを入れたいところだが、現実は眠気と格闘しながらキッチンに立つ朝。けれど、お弁当づくりはちょっとした日課。無心で玉子を割り、フライパンに油をひき、レンジとオーブンを行き来するうちに、少しずつ目が覚めていくところで本日のメニューは以下の通り
① 鶏の照り焼き
② ひじきの煮物
③ 切り干し大根の炒め煮
④ 肉肉焼売
⑤ 厚焼き玉子
⑥ブロッコリー
⑦揚げなす
⑧ちくわの花飾り
いつも通り安定感のある布陣
目新しさや奇をてらった創作料理はないけれど、ほっとする味ばかり。日々の弁当には「飽きないこと」と「安心できる味」が何よりも大事だと思っている。
①鶏の照り焼き
わが家の定番中の定番で数日前の残りもの
ただの「フライパンで照りをつけただけの甘辛焼き」とは一線を画している……つもり。しっかりと下味をつけて、じっくり漬け込み、オーブンで焼き上げる。タレの配合は、醤油、酒、みりん、砂糖。どれも特別な材料じゃないが、黄金比というのがある。
夜のうちに鶏もも肉を漬けておく。
といっても昨夜、焼かずに残しておいたものをオーブン任せでじっくり焼いただけなのだが、その間に、他のおかずの準備ができるので、手間も少ない。皮目は香ばしく、身はジューシー。タレがしみたご飯と一緒に頬張れば、もう、口の中が至福のひとときとなる
③ひじきの煮物
④切り干し大根の炒め煮
両方とも先だっての作りおき。色彩といい味わいといい、古典的なお弁当的な存在感が発揮されて心地よいなぁ
ご飯は
しばらくぶりの自炊ご飯。母親のところからもらってきたパックご飯が終わったので炊いてみた。パックは完成度が高いのだが、モチッとしすぎて詰めづらいのが難点でもある。桜の塩漬けを配してみたが可愛らしくなったであろうか
と、ここまで詰めたら
ご飯側が目一杯となってしまった。あわてておかず入れを用意して以下を詰め込む
⑤肉肉焼売
これはもう、おなじみ。いつもの業務スーパーで買ってくる、あの冷凍焼売。お肉感がしっかりあって、電子レンジでチンするだけでも立派な一品になる。冷めても美味しいのがポイント高し。こういう「頼れる冷凍食品」があることで、弁当作りのハードルはぐんと下がる。
⑥厚焼き玉子
言わずと知れた、弁当界の王者。
ふっくら、ほんのり甘い玉子焼きは、誰の心にも響く安定の味。こちらも業務スーパーの冷凍ものを使っているが、自然解凍でも美味しいし、ちょっとレンチンするだけでふわっと仕上がる
今度は
反対に隙間が出来てしまった。慌てて⑦と⑧、⑨
を用意する。ブロッコリーは解凍してマヨネーズ、揚げなすは出汁醤油をかけまわし、ちくわは縦半分にして、片側に切り込みいれて楊枝さして花飾りっぽく。この間YouTubeでみつけた技(?)を駆使してみた
6月の始まり
朝の光が少しずつ強さを増してきて、キッチンの窓から差し込む日差しにも、初夏の気配が漂う。とはいえ、油断はできない。この時期特有の寒暖差は、心身ともに調子を崩しやすい。
だからこそ、まずは食から整えていく。
ご飯をしっかり食べること。美味しいと思えるものを口にすること。栄養バランスを整えること。すべて当たり前のようでいて、日常の中で一番大切なことだったりする。
週のはじめ、月のはじめ
小さなリスタートの朝に、ほんの少しのエネルギーを詰め込んだ弁当を手に、今日も一日が始まる。さあ、さっぱり参ろうじゃないか。6月の空に胸を張って