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jummai-ginjo shu
jummai: pure-rice sake (i.e. without added alcohol or sugar)
ginjo: made from higly polished rice using special technic
2020/12/18 開栓
年末年始に飲んだ日本酒のひとつ。この時期はたまたまなのか、あるいは逃避だったのか、いつも以上に酒を呑んでいた。
三河武士。
地元愛知の酒だがはじめて聞く銘柄。いただきもので、どのような素性かも分からない。
タイトルからは無骨で、よくも悪くも面倒くさそうな酒を想像する。旨味が豊かで、だが肴によってはこじれてしまいそうな。
酢豚、トンポウロウ、春巻きなど中華のつまみでいただいた。
栓を切るとイメージとは多少ちがう爽やかな香り。舐めてみると、甘み、旨み、酸、すべてのバランスが良い。一定のまとまりがある。少なくとも、お行儀の悪い酒ではない。
かといってまとまって飲みやすいだけの無個性ではない。酸味がハッキリ主張する。果物のような華やかな酸味ではなく、もっと落ち着いた大人の酸。たとえば柴漬け、古漬け。刺々しくはない。じっくりと旨みをのせて味わえる。地味、あるいは滋味。ボディは甘みにも苦味にも偏らず、静かに芯がある。
旨い。たしかに、派手なところはないが、しっかりと旨い。これだけの酒が地元にあることを喜びたくなるような一本だった。あまり知られていないのが惜しくもなった。
#日本酒 #三河武士 #愛知の料理