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そして4月27日以来、およそ10日ぶりの弁当となる。たかだか10日なのだが、毎日なんとなく弁当を作り、持っていく生活を続けていると、この間隔は思いのほか長く感じられる。連休中は娘夫婦とお婿さまご両親が来たり、そして何より、孫が出来た(生まれてはいない)という大ごとを高らかに宣言されたりと、いろいろと慌ただしくも心が満ちる日々であった。慌ただしいが、胸の奥がじんわりと温かくなる、そんなほやほやした多幸感に満ちたゴールデンウィークであった
その濃密な日々が過ぎ、さて久しぶりのお仕事タイムがやってきた。連休というものは、どうしてあんなに人間をふにゃっとさせてしまうのだろう。いつも通りに社会復帰できるのか、月曜日でもないのになんとなく心配なひと時である。しかし今回は木曜日と金曜日の2日間だけ頑張れば、すぐに週末がまたやって来てくれる。たった2日。それならなんとかやり過ごしてしまおう。そんな、前向きとも怠け心ともつかない、ちょっと変なモチベーションを胸に抱きつつ、弁当づくりがスタート!本日のメニューは以下の通りである。
①茄子の肉詰めフライ
②スパゲッティナポリタン
③ザーサイ炒め
④玉子焼き 高菜炒め入り
①茄子の肉詰めフライ
茄子!なす!ナス!
どうしてこの野菜はこうも人間を魅了するのだろうか。煮ても焼いても揚げても良し。油との相性が抜群で、味噌とも醤油とも仲良くできる。個人的には、この世に茄子ほど美味いものはないのだーーーッ! と叫びたいくらいである。その茄子にひき肉を挟み込み、パン粉をまぶして揚げる。そんなもの、美味くならないわけがないのだーーーッ! もちろん今回は冷凍ものの茄子であるが、これから季節が進めばどんどん茄子は美味くなるし、他の野菜たちも元気になってくる。そう思うだけで、なんとなく気持ちが上向く。お値段はLAMUにて218円。ありがたいかぎりだ
②スパゲッティナポリタン
弁当は彩りがどうしても偏りがちなので、そろそろナポリタンの作り置きでもしようかな、とほんのり考えていたところであった。そんな折、LAMUを歩いていると、マ・マー社の冷凍食品「お弁当用ナポリタン・明太子パスタ」がひょっこりと安くなっているではないか。4個入りで165円。これはもう買ってしまえ、と意気揚々カゴに放り込んだ次第である。今回はナポリタンを使ったが、次は明太子パスタを弁当に入れる予定。こういう小さなローテーションを考えるのが、じつは地味に楽しかったりする
③ザーサイ炒め
これもまた彩り問題解決用の一品である。LAMUの惣菜コーナーで、薄緑のザーサイが妙に美しく映えていて、これは弁当に入れたら彩りがパッと明るくなるのでは、と即座に判断し、いそいそと購入。100円弱という安さも背中を押した
④玉子焼き 高菜炒め入り
弁当の中身すべてを購入品で構成するのはなんとなく気が引ける。ひとつくらいは自分で調理したものを入れなければならない。そんな義務感のような、いやちょっとしたこだわりのような感覚があって選んだのが玉子焼きである。高菜炒めを入れるのもすっかり手慣れたものだ。卵を割り、軽く混ぜ、フライパンに流し込み、くるくると巻くこの動作は、もうほとんど日常の儀式である。簡単だからこそ続けられるし、続けることでちょっとだけ腕が上がる。そんな小さな喜びがある
ここにタケノコご飯。迷わず曲げわっぱに詰め?だけ。この方が全体の彩りもぐっとよくなるし、なんとなく弁当の格も上がる気がする。そして無事に本日の弁当が完成した
休み明けではあるが、あと2日やり過ごせばまた休みである。そう思うと、心のハードルはぐっと下がる。人間、頑張りすぎないことが大事だ。ほどほどに気張って、ゆるゆると、テキトーに参ろうではないか。そんな気分で弁当を手に持ち、連休明けの朝にそっと一歩を踏み出すのだ