2016年04月13日
(更新 2016年04月15日)
「濃い味」好きなあなた、塩分とりすぎてない?「塩分計」があるだけで減塩ライフはゲームみたいに楽しい
先日の健康診断で初めて、「血圧がちょっと高め」と出て、かなりショックを受けています…。お医者さまからは「毎日の食事の塩分を控えること」とアドバイスされましたが、でも私は、自分では薄味好みだとずっと信じてきたんです!
だって外食やインスタント食品では「塩味が濃い」と感じることが多かったし、ふだんの食事でもお醤油やお塩の使い方は控えめだし…。もしかしたら、それは全部、私の勘違いだったの…?と、急に自分の味覚が信じられなくなりました。
これは一度、きちんと測ってみなくては、と決意。タニタさんにお願いして、家庭でも簡単に塩分濃度チェックができる「塩分計 しおみくん」サンプルをお送りいただくことができたので、さっそくトライしてみました。
だって外食やインスタント食品では「塩味が濃い」と感じることが多かったし、ふだんの食事でもお醤油やお塩の使い方は控えめだし…。もしかしたら、それは全部、私の勘違いだったの…?と、急に自分の味覚が信じられなくなりました。
これは一度、きちんと測ってみなくては、と決意。タニタさんにお願いして、家庭でも簡単に塩分濃度チェックができる「塩分計 しおみくん」サンプルをお送りいただくことができたので、さっそくトライしてみました。
計りたい液体に入れるだけで、すぐに結果が出る!
「塩分計 しおみくん」は、みそ汁やスープなどの液体の塩分濃度をチェックできる塩分計。
先端を液体の中にいれると、0.4%~1.4%の範囲でうす味、ふつう味、から味を3色のLED6段階で表示されます。ちなみに粘性の高い液体や、固形物の測定はできません。
お気に入りのカップ麺、おかず、お店の味を計測してみた。
試しに、お気に入りのカップラーメンを計測。ほかのものと比べて薄味なのが気に入ってるので、きっと「うす味」が点灯すると思いきや・・・「ふつう」でした。
次に、食べるたびにちょっと塩分が強いな、と感じていたものの、それなりに気にいってリピ買いしてたカップうどんを試したら…。
なんと、「から味」のマックスまで全部点灯しました!
私が「薄味」だと思ってたのは「ふつう」で、「ちょっと濃い」と思ってたのは、うんと濃かった。つまり私は、薄味好みというより、普通よりもちょっと濃い味好みだったことが判明しました。がーん!
私が「薄味」だと思ってたのは「ふつう」で、「ちょっと濃い」と思ってたのは、うんと濃かった。つまり私は、薄味好みというより、普通よりもちょっと濃い味好みだったことが判明しました。がーん!
わが家の味噌汁チェックでも、驚愕の結果が!
わが家でいつも作っているみそ汁は、1杯分(カップ1杯)に、味噌を大さじ1程度。1回の食事で作る分量は2人分で500mlにお味噌が大さじ2杯半程度の割合です。お味噌は大さじ1で塩分が約2.2gなので、お味噌汁だけで1人、3.3gの塩分を摂っていることになります。
日本人の食塩摂取目標量は、男性が8g未満、女性が7g未満ですから、お味噌汁だけで約半分も摂ってしまっていることに。ショックの連打で倒れそうです。
「しおみくん」で測ってみると、かろうじて「ふつう味」だけど、ちらちら「から味」のランプも点灯しています。これは危険!
そこで試しに、水の量を2倍にしたところ、ほとんど味がしません…。そこで水の量をいつもの1.5倍程度にして、「薄味だけどなんとか食べられる」味にして、再度測ってみました。絶対「うす味」にライトがつくと思いきや、まだ「ふつう味」の範囲内…。なんとかこの味でおいしく食べる工夫をしなくてはなりません。
そこで調べたいろいろなテクニックを試してみました。
そこで試しに、水の量を2倍にしたところ、ほとんど味がしません…。そこで水の量をいつもの1.5倍程度にして、「薄味だけどなんとか食べられる」味にして、再度測ってみました。絶対「うす味」にライトがつくと思いきや、まだ「ふつう味」の範囲内…。なんとかこの味でおいしく食べる工夫をしなくてはなりません。
そこで調べたいろいろなテクニックを試してみました。
減塩テク1…だしの素は自家製を使う
インスタント顆粒だしには塩分が含まれているものが多く、中には濃度がかなり高いものもあるそうです。だから同じ粉末でも、鰹節、煮干し、こんぶ、干し椎茸などをフードプロセッサーで粉末にしたものを使ったほうが、塩分は抑えられるとか。私もさっそく、粉末だし作りを始めました!
なまり節のようなだしが出る食材を具にすれば、ボリュームもアップして一石二鳥!
◎減塩テク2…香りでアクセントをつける
今回、一番驚いたのがこのテク。「薄くて頼りない味だなあ」と感じていたお味噌汁に、粉山椒をひとふりしただけで、物足りなさが一気に解決! 山椒の香りがふわ~っと漂って、上品なお吸い物のように変身したのです!
ちなみに、カレー粉を振ったのも大成功!これはコーンや人参、グリンピースなどの洋野菜を入れたら、立派なスープになりそう。そしてやはり、塩味の薄さは感じられません。香りの効果って、すごいんですね!
◎減塩テク3…酸味と旨味をプラス
酸味には塩味を引き出す役割があるため、酸味をプラスすると減塩効果がアップするそうです。また旨みをプラスしても、塩分の薄さが気になりにくくなるとか。
そこで着目したのが、トマトとヨーグルト。「トマトにはグルタミン酸が入っているので、だし代わりになる」という話や、「ヨーグルトをみそ汁に入れると、コクが増してだしいらず」という話を聞いたことがあります。
そこで着目したのが、トマトとヨーグルト。「トマトにはグルタミン酸が入っているので、だし代わりになる」という話や、「ヨーグルトをみそ汁に入れると、コクが増してだしいらず」という話を聞いたことがあります。
トマトは、大成功!酸味は思ったほど感じられず、旨みだけがぐっと増して、いつもよりおいしいくらい。ヨーグルトは味噌汁1杯に大さじ1杯をプラス。こちらは見た目はほとんど変わらないのに、コクがアップしていました!どちらも塩分を薄くしたのに、家族にも「今日の味噌汁はおいしい」と好評でしたよ!
トマトだけでだしをとっても、おいしいお味噌汁ができるんですね!
トマト出汁にもろ味噌汁 具は ほうれん草と深ねぎ #元バーテンダー #家バル #豊菜JIKAN #和枝さんちのもろ味噌
balgoldfish66 和枝さんちの手作りもろ味噌と、豊菜JIKANの無農薬ほうれん草&深ねぎ。
とまとで出汁をとり 豆、野菜の味と香りをダイレクトに堪能する
なんとゆーか 五臓六腑に染渡るーっなお味噌汁を作りましたーっ
◎減塩テク4…オイルをプラス
「お味噌汁に油をプラスすると、香りが立ち、食欲増進になる」「脂溶性の野菜の吸収率もアップ」という情報もありました。そこで、とっておきのオリーブオイルをひとたらしすると…。
お味噌汁の湯気といっしょに、オリーブオイルの香りが広がって、家庭の味からレストランの味に、一気にグレードアップ!
◎減塩テク5…野菜をプラス。さらに合わせ技追加で、ついに「うす味」達成!
野菜からだしが出て旨みがアップする上、野菜に含まれるカリウムが塩分の排出を促してくれるとか。大根、人参、スナップエンドウを加えてみたら、本当にいいお味。
薄味に慣れてきたこともあり、「これならもっと塩分を減らしても大丈夫」と感じ、さらに水の量を多くして薄味にしてみました。味見をすると、旨みたっぷりでおいしいのですが、やはり塩分の薄さがちょっぴり気になります。そこで「テク1」「テク2」をプラス。自家製粉末だしの素と、粉山椒をふりかけたら・・・。
ぐんと風味がアップ!塩分の薄さはまったく気にならなくなりました!おそるおそる「しおみくん」を差し込むと…。
やった!味噌汁実験で初めて、「うす味」にランプがつきましたよ!これならおいしいし、続けられそうです。
「摂ってもいい塩分」の量は、たいていの人が思ってるよりずっと少ない
1日の塩分摂取目標量(男性8g、女性7g)を調味料で計算すると、醤油は約大さじ2杯半、味噌は約大さじ3杯強。思ったより少なくて驚いたのでは?
外食やインスタント食品が多くなると、気がつかないうちに、強い塩味に慣れて鈍感になってしまっているのかも・・・。「しおみくん」があればゲーム感覚でチェックできて、高血圧予防が楽しくできそうです。
パッケージには減塩のテクニックのアドバイスがありますので、参考にしようと思いました。
外食やインスタント食品が多くなると、気がつかないうちに、強い塩味に慣れて鈍感になってしまっているのかも・・・。「しおみくん」があればゲーム感覚でチェックできて、高血圧予防が楽しくできそうです。
パッケージには減塩のテクニックのアドバイスがありますので、参考にしようと思いました。
ちなみに「塩分計 しおみ君]しるーずには、先端部分がスプーン状になっていて3段階でチェックできる簡易バージョン「しおみ スプーン」もあります。逆に「もっと細かく知りたい」という方は、0.1%単位でデジタル表示できる「高精度 デジタル塩分計」がおすすめ。ブランドサイトに詳しい情報が載っているので、チェックしてみては?
※この記事は、編集部が気になった食品メーカー様にお願いしてサンプル品をお送りいただき、自発的に掲載している記事となります。とりあげてもらいたい商品、気になる商品がある方は、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。なお、記事化の保証はいたしておりませんので、あらかじめご了承ください。
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