2016年10月11日
(更新 2016年10月14日)
“ひとさじでポルチーニの豊かな香り“はホント?「ポルチーニソース」と本物のポルチーニを使って、パスタを食べ比べてみた!
秋はきのこがおいしい季節。一年中売られてはいるけれど、やっぱりこの季節はぐんと味がよくなるような気がしますよね♪今回ご紹介するのは、その香りのよさから “きのこの王様”と呼ばれている、ポルチーニを使った料理が手軽に作れるという「ポルチーニソース」。誰かが来た時、ポルチーニ料理をササッと作って出せたら、「すごく料理ができる人」って思われて尊敬されそう♡
とはいえ、「一さじ加えるだけでポルチーニの豊かな香りが広がります」という説明は本当なのか、うっすら疑問も…。そこで、本物のポルチーニを使ったパスタと、盛田株式会社さんからサンプルをいただいた「ポルチーニソース」を使ったパスタ、両方を食べ比べてみることにしました。以下、その結果です!
とはいえ、「一さじ加えるだけでポルチーニの豊かな香りが広がります」という説明は本当なのか、うっすら疑問も…。そこで、本物のポルチーニを使ったパスタと、盛田株式会社さんからサンプルをいただいた「ポルチーニソース」を使ったパスタ、両方を食べ比べてみることにしました。以下、その結果です!
「ポルチーニソース」は、ヨーロッパ産のポルチーニ使用!
ポルチーニといえばトリュフ、マツタケと並ぶ世界三大きのこのひとつ。盛田株式会社さんの「ポルチーニソース」は、“香りの女王"と呼ばれるヨーロッパ産のポルチーニ茸のピューレとパウダーを使用した、濃厚な香りのソース。
特にクリームソースと好相性だそう。化学調味料無添加なのもうれしいですね♡
生のポルチーニが出回るのは9月~11月くらいまで、まさに今が旬。とはいえ一般のスーパーではなかなか見かけませんよね。ネットで検索したところ、空輸された1kg入り(ポルチーニ10個くらい)が1万数千円前後…。冷凍ポルチーニもありますが、やはり1kgで数千円します。乾燥させたものでも、20gの手のひらにのるくらいの小袋で千円前後です。盛田株式会社さんの「ポルチーニソース」には、そんな本場ヨーロッパ産の高価なポルチーニの、ピューレとパウダーを、贅沢に使っているんですね。
手に入りやすく旨みの強い「乾燥タイプ」、食感が本物に近い「冷凍タイプ」
調べてみると、乾燥ポルチーニはもどした時の香りがよく、もどし汁にうまみも多いのが特徴。冷凍ポルチーニは、香りは乾燥ものより劣るものの、うまみや食感はかなりフレッシュなものに近いようです。どうせなら、フレッシュなポルチーニに近いものがいいなあ、と思ってネットで探したところ、業務用のお試しパックで250g千円前後の冷凍ポルチーニが見つかったので、さっそく取り寄せてみました。
「ポルチーニ(豚のようなやつ)」という名前は、ころっとふくらんだその形から来ているそうですよ。初めて実物を見て、納得。
冷凍でも、(微妙に面倒だけど)レストラン級の味にできました!
冷凍ポルチーニは、半解凍にしてスライス。フライパンに油をひいてニンニクで香りをつけ、薄切りにしたタマネギを炒めます。タマネギがしんなりしたらポルチーニを投入。
茹であがったパスタも加えて塩胡椒し、生クリームを加えてひとまぜすればできあがり。
パスタとしては超簡単バージョンで、「本当にこれだけでいいの?」と半信半疑でしたが、これが自分が作ったとは信じられないおいしさ!風味付けはニンニクとタマネギだけ、味付けは塩胡椒だけなのに、ポルチーニからものすごくいいうまみが出ているのです。編集部のみんなといっしょに試食しようと思ったのに、気がついたら一人で全部食べていました…。
乾燥品と冷凍品の難点は、「時間」と「選び方」
冷凍ポルチーニの難点は、冷凍を戻すのに時間がかかること。乾燥ポルチーニも、ぬるま湯で30〜40分もどす手間がかかります。前もって準備できるときは問題ないのですが、急に食べたくなった時や、急なお客様向きではないのがちょっと残念。
また今回、調べてわかったのが、乾燥ポルチーニや冷凍ポルチーニを選ぶむずかしさ。「まるで味がしなかった」という冷凍ポルチーニや、「もどし汁に薬品のような変な臭いがついていた」という乾燥ポルチーニを買ってしまった失敗談を、ネットでちらほら見かけました。日本人がなじみのないポルチーニの、しかも乾燥品や冷凍品を選ぶのはかなり難しそうです。
「ポルチーニソース」は、醤油がおいしさを引き上げている!
続いて、盛田株式会社さんの「ポルチーニソース」を試してみました。作り方は、ポルチーニを戻す手間を除いてほぼ同じ。具を炒めて生クリームと「ポルチーニソース」を加え、パスタにからめれば完成。こちらはファルファッレにしてみました。
これが、冷凍ポルチーニをたっぷり入れたあのパスタと変わらないおいしさ!というか、むしろこっちがおいしいかもしれない…。ポルチーニのうまみが、何かでパワーアップされている!
成分表示を見て、お醤油が入っていることに気がつきました。そういえばネットでも、「ポルチーニは醤油味に合う!」というコメントを多く見かけました。クリームパスタもおいしかったけど、このソースをかけただけの「素ポルチーニソース・パスタ」も、十分おいしかったです!
ソースだからいろんな料理に使える♪♪♪
「ポルチーニソース」のうれしい点は、食べたい時にすぐに使えることと、いろんな料理にポルチーニ風味が簡単につけられること。
オリーブ油とミックスしただけで、ポルチーニ風味のドレッシングが完成。
オリーブ油とミックスしただけで、ポルチーニ風味のドレッシングが完成。
ただの野菜スープやリゾットも、「ポルチーニソース」を加えるだけで、簡単にレストランの味になっちゃいます!
老舗醸造蔵だから、日本人好みのポルチーニソースが作れた!
「ポルチーニソース」を作っているから、輸入食品を扱う会社かと思いきや、株式会社盛田さんは、寛文5年(1665年)に清酒醸造を開始したという、老舗醸造蔵。なんと、1900年のパリ万博に、清酒と醤油を出品したという実績もある、レジェンド的なメーカーさんなのです!
柱は醤油・味噌・清酒をはじめとした日本の伝統的発酵食品ですが、新しい味の開発にも積極的。広島県産の牡蠣の旨味を効かせた牡蠣しょうゆをベースに燻製風味をプラスした「スモークソース」や、ヨーロッパ産の黒トリュフを使用し、うすくちしょうゆをベースにした「トリュフソース」など、斬新なソースを次々に開発し、ヒットさせているんです。
異国の食材を大胆に使っても、受け継いだ伝統の味がベースになっているから、日本人の口に合うんですね。
柱は醤油・味噌・清酒をはじめとした日本の伝統的発酵食品ですが、新しい味の開発にも積極的。広島県産の牡蠣の旨味を効かせた牡蠣しょうゆをベースに燻製風味をプラスした「スモークソース」や、ヨーロッパ産の黒トリュフを使用し、うすくちしょうゆをベースにした「トリュフソース」など、斬新なソースを次々に開発し、ヒットさせているんです。
異国の食材を大胆に使っても、受け継いだ伝統の味がベースになっているから、日本人の口に合うんですね。
今回、「ポルチーニソース」と同時発売された「パクチーソース」も、超おすすめ!国産のパクチーペーストにナンプラー、ライム果汁、唐辛子を加え、酸味と辛味をバランスよく整えたしょうゆベースのソースで、炒め物やサラダに一さじ加えるだけでアジアンテイストに仕上がります。こちらも化学調味料無添加♡
盛田株式会社さんのHPには、醤油などの伝統醗酵食品を活かした人気商品や、ユニークな商品、それらを使ったおいしそうなレシピがいっぱい。ぜひチェックしてみて!
※この記事は、編集部が気になった食品メーカー様にお願いしてサンプル品をお送りいただき、自発的に掲載している記事となります。とりあげてもらいたい商品、気になる商品がある方は、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。なお、記事化の保証はいたしておりませんので、あらかじめご了承ください。
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