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手料理
  • 2014/07/22
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夏休みの自由研究(3)クロムツは長崎からやってくる

レシピ
材料・調味料
クロムツ
小さいのを5〜6尾
コショー片栗粉
少々
揚げ油
適量
漬け汁
水1カップ・砂糖大さじ3・しょうゆ大さじ3・みりん大さじ1・日本酒大さじ1・酢大さじ3
あればナスタマネギニンジン
各少々
作り方
1
クロムツは、まずウロコをとる。ウロコとりがなければ、包丁で尾から頭に向けてこそげるようにしてとる。一度洗ってから頭を落とす。
2
次に魚を開く。背の方から背骨に沿って包丁を入れて、お腹の皮を切らないで干物みたいな開きにする。魚屋さんにやり方も教わろう。開いたら中骨を削ぎ取って尾のところで折りとる。骨はついたままでもいいよ。
3
魚を揚げる前に、漬け汁を作る。 小鍋に酢以外の漬け汁の材料を入れて煮立て、火を消す直前に酢を加えてまぜる。
4
塩、コショー、片栗粉を薄くまぶして、揚げる。両面がカリッとするまで。
5
揚げた順に漬け汁に浸してから器に盛る。 あれば、揚げたナスを漬け汁に浸したものや、タマネギ、ニンジンの千切りを一緒に盛る。 仕上げに漬け汁を回しかける。
ポイント

クロムツを売っている長崎漁連のお兄さんに聞いてみたんだ。

「この魚、どこから来るの?」

「長崎の海だよ。定置網っていう、生簀みたいに海の中に張ってある大きな網に入ってくるんだ。一度入ると逃げられないの。」

「どうやって食べるの?」

「小さいから、開いて揚げて、南蛮漬けにして食べるとおいしいよ」

「クロムツは大きくなるの?」

「これは小さいけれど、これからどんどんエサを食べて、大きくなっていくんだよ。大きくなったクロムツは、お刺身にするとおいしいよ」

お魚を売っている人は、いろいろな事を知っている。たとえ一匹、一切れでも買ってくれた人には、自分の知っている事や美味しい食べ方を、出来る限り伝えたいと思っているよ。

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市場には、毎日たくさんのお魚が日本全国からやってくる。 お魚屋さんに、「どこから来たの?」って、聞いてみよう。 クロムツは、築地場外市場の長崎漁連直営店で売っていました。
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