2016年12月20日

“圧力鍋恐怖症”の方、注目!簡単に本格調理ができるとウワサの圧力IHなべ「煮込み自慢」を試してみたよ!

時間のかかる煮込み料理を、短時間でおいしく作れる秘密兵器・圧力鍋。愛用している方、多いですよね。でも私は、その昔、初めて圧力鍋でカレーを作った時、高圧力で吹きだしたカレーが天井まで届いた光景がトラウマに…。その後、克服しようとトライしたことはあったのですが、やはり蒸気の調節や蓋の掃除が面倒だったこともあり、たいして使う機会もなく、廃棄…。

ところが最近、直火にかけず、炊飯器感覚で使える新しい圧力なべを象印マホービンさんが開発したというウワサを耳にしたのです。本当だったら、今度こそ私にも、夢の圧力鍋ライフが!さっそく象印マホービンさんにお願いして、試させていただきましたよ♪

まるで炊飯ジャーのような、圧力鍋!


今回、試させていただいた圧力IHなべ「煮込み自慢」(EL-MA30)、最初は「炊飯ジャー?」と思ってしまいました…。

火を使わずに圧力とIHの力で調理する、新しいカテゴリーの電気調理器具だそうです。象印マホービンさんが、圧力IH炊飯ジャーの開発で培った圧力技術や温度制御技術を活用して作った新製品だとか。
マイコン搭載なので、材料と調味料を入れ、調理法と調理時間をピッピッとセットすれば、あとは自動で調理してくれます。聞いてるとなんだか夢の調理器具のようですが、本当でしょうか(圧力鍋嫌いの猜疑心)。さっそく、煮込み料理の代表、肉じゃがから試してみましょう。

絶品肉じゃがが、放置したまま15分でできた!


「煮込み自慢」(EL-MA30)には、「100レシピブック」が付いています。
これが本当に充実の内容でびっくり。
肉じゃがの作り方を見て、あまりの簡単さにまたびっくり。じゃが芋→下味をつけた牛肉→タマネギを重ねるだけなんですよ。
蓋をしたら、「圧力調理」ボタンを押し、もう一回押すと「一定圧力」と表示されるので、それを押します。▲▼ボタンで調理時間を設定して、終了。
中身が沸騰するまでの間、「沸かし」表示があらわれます。それが消えたらいよいよ加圧スタート。「沸かし」ランプが消えて、残り時間が表示されます。
ドキドキしながら見ていましたが、15分後には拍子抜けするくらい、あっさり肉じゃが完成!部屋じゅうに、肉じゃがのいい香りが!
いつもは半分くらい煮崩れてしまう肉じゃがなのに、しっかり味がしみつつも、形がきれいに残っていて、またびっくり。これは一般的な圧力鍋よりも低い、1.2気圧で調理しているからだそうです。

まるで調理ロボットのよう!自動的に圧力を変えてくれる!

でも、本当にびっくりしたのは、「可変圧力」というのを試すために「醤肉(ジャンロウ)」を作った時。材料を入れ、前と同じ要領で「加変圧力」を選ぶだけなのですが…。

2回目なので、安心してキッチンを離れ、デスクで仕事をしていました。すると、定期的な時間を置いて、蒸気を調節しているらしき音が!なんだか自分の代わりに、調理ロボットが付きっきりで火加減を見てくれているみたいな、不思議な気持ちでした。

1時間10分で完成しました。

このメニュー、よく炊飯器で作っていたのですが、2回炊飯スイッチを押さないとできないので、3時間近くかかっていました…。時間は1/3なのに、むしろこっちがやわらかい!箸で触るとくずれそう。なぜ?
じつはこの「可変圧力」では、温度が下がる時に具材に味が染み込むことに着目し、1.2気圧(105℃)と1.0気圧(100℃)を繰り返しながら調理しているのだそうです。まず1.2気圧で具材をやわらかくしてから一気に減圧し、その後に加圧と減圧を繰り返し、全体に煮汁を対流させながら煮込んでいるですね。

だからぶり大根や豚の角煮、おでんといった料理を、少ない煮汁でおいしく調理でき、落としぶたも不要なんですよー。

「一定圧力」「可変圧力」「圧力無し」を、大根で比べてみたよ

ここでおさらいです。
肉じゃがを作った時の「一定圧力」は、具材が煮崩れしにくく、かつ中まで味がしっかり染み込むのが特徴。1.2気圧なので、魚介類も身がプリプリのまま仕上がるそうです。
一方「可変圧力」は、少ない煮汁でも対流させながら煮込むことができ、落し蓋なしでもしっかり全体に味がしみこむとか。

「100レシピブック」には、一定圧力で調理する時の食材による時間の目安がわかる表がついていたので、大根で同じ時間、加熱してみました。


「一定圧力」で20分間調理した大根は、煮崩れゼロで美しい仕上り。中も、見た目より味がちゃんとしみています。
「可変圧力」で20分間調理したら、さらにしみこみ度がアップ!何時間も煮込んだような仕上がり。
ちなみにこれは同じ時間、鍋で煮込んだもの。途中で汁が少なくなって水を足したり、弱火でも沸騰しすぎて途中で火を消したり、手がかかるわりに、表面だけしみこんで塩分を強く感じ、残念な仕上がりでした。

パンも焼ける!麺も茹でられる!低温調理もできる!

この「煮込み自慢」には、「温度調理」という機能もあり、40℃~100℃まで10℃刻みの温度調節と調理時間が設定できます塩麹や白味噌などの醗酵食品も短時間で作れるそう!

下の投稿では1週間かかった塩麹作りのプロセスが、「煮込み自慢」なら半日です!

Snapdishの料理写真:塩麹完成🎵
塩麹完成🎵
hirokochi9310 先日の 我が家でのチーム発酵第2回チーム会にて いちあらママちゃん先導でおこなわれた 麹づくり 1週間ちょっとで塩麹が良い具合に完成🙌💕 一緒に仕込んだ醤油麹は 塩に比べるとまだ麹の粒が固い印象なので もう少しのガマンかな😊 最近塩麹消費量がますます増加 このいちあらママちゃん企画は かなり家計にもお得🌟 自作の塩麹 まず何しようかな♥ いちあらママちゃん 楽しい体験ありがとう🙋🎵 これぞ、THE発酵🌟 この1週間も 毎日ワクワクしながらまぜまぜ それさえも楽しかったよー💕 食べ友お願いします🙌
また「自動調理」機能を選べば、白米・玄米・おこわ・パン発酵・パン焼き・麺ゆでができる!

オーブンを使わず、この鍋だけでシナモンロールもごはんパンもフォカッチャも作れるんです。
調理時間を長く設定(最長13時間)することで、流行の低温調理も可能って、すごすぎないですか…。

使い終わった後の簡単さに、また感動!

最後の最後まで感動したのは、内鍋に持ち手がついているので、使い終わった後、鍋つかみなしで取りだせてすぐに洗えること。そして洗う時の分解と組み立てが、とてつもなくラクなこと。「押す」「さしこむ」などの表示がパーツにあり、そのとおりにするだけで、1回も悩まずにできました!
象印マホービンさんは、「料理が苦手な人や忙しい人でも、手軽にいろいろな料理を作れる製品にしたい」と考え、ありとあらゆる“不便"“不安"を想定し、時間をかけて開発をした、という開発秘話を聞き、すごく納得しました!本当に、ものすごく料理が上手なお手伝いさんがいるくらいの心強さ。これが炊飯器みたいに普及すれば、日本の家庭料理が変わるかも!
※この記事は、編集部が気になった食品メーカー様にお願いしてサンプル品をお送りいただき、自発的に掲載している記事となります。とりあげてもらいたい商品、気になる商品がある方は、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。なお、記事化の保証はいたしておりませんので、あらかじめご了承ください。
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