2023年04月07日 (更新 2024年11月21日)

お弁当初心者にプロが伝授!「詰め方のコツ&オイルで簡単味つけレシピ」オンラインイベント

提供元:日清オイリオグループ株式会社

いろいろなことがスタートする、ワクワクの4月。とはいえ、この4月からお弁当作りがスタートするという方にとっては、ちょっぴりプレッシャーな春かも…
「短い時間で何品もおかずが作れるか不安」
「毎日作るのは大変そう」
「きれいに詰めようとしても、ぐちゃぐちゃになってしまう…」
などのよく聞くお悩みを解決するために、日清オイリオさんと、35年以上続けているお弁当生活の知見を活かし「お弁当コンサルタント」としてもご活躍されている料理家・野上優佳子さんにご協力を依頼。【プロ直伝「詰め方のコツ&オイルで簡単味つけレシピ」】を教えていただくオンラインイベントを開催しました。お弁当初心者の方、必見ですよ!

キッチンスタジオと6つのキッチンをつないで、イベント、スタート!

今回、講師としてご参加いただいたのは、中学生の頃から35年以上お弁当を作り続け、実体験に基づいた実用的かつ汎用性の高いレシピに定評があり、海外を含む多くのメディアで活動中の野上優佳子さん。そして、日清オイリオの松山さんです。

野上さん「こんにちは~今日はどうぞよろしく~」
松山さん「私も毎日のお弁当作りに頭を悩ます一人として、このイベントを楽しみにしてました!」
6名のユーザーがご自宅のキッチンから、ZOOMでご参加。YouTubeのチャットで参加してくださっている方々もいっしょに、スタートです。

おいしくて簡単でヘルシーなお弁当作りをサポートするオイルとは?

ZOOMでご参加の皆さんに事前にお送りしている「オイルでお弁当体験キット」の3本のオイルについて、松山さんから解説が。

松山さん「左の2本はこの春に発売された新商品【BOSCOシーズニングオイル】。料理の味つけにお使いいただけると、簡単にお店のような味わいがご家庭で楽しめる商品です。

左の【BOSCOシーズニングオイル レモン&オリーブオイル】は、レモンの香りがお料理を爽やかに仕上げますので、お魚料理ととても相性がいいです。

真ん中の【BOSCOシーズニングオイル バジル&オリーブオイル】はバジルの香りがお料理を華やかに仕上げてくれますので、お肉料理と相性がいいオイルです。

右の【BOSCOエキストラバージンオリーブオイル】は、新鮮なオリーブの実から得られたフルーティで芳醇な味わいが特長。オイルを酸化から守るフレッシュキープボトルを採用していますので、開封後も、フレッシュな味わいが続きます」

「オリーブオイルに含まれる健康成分」大解説!


この3品に共通しているのはオリーブオイルを使った商品ということで、今回はオリーブオイルに含まれる健康成分について、詳しく教えていただきました。

松山さん「オリーブオイルの70%から80%の成分がオレイン酸。オレイン酸は一言でいうと、悪玉コレステロール対策をしてくれる成分です。

発端は、地中海沿岸の人たちの食事。日本人と比べて多くの油を摂っているんですが、なぜかコレステロールの値が低く、心臓病になる人が少ないんです。研究者が原因を調べたら、彼らが使っている油は「オリーブオイル」が多いことがわかりました。

そして長い間研究を重ねた結果、オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸が関係していることがわかり、世界的に注目されるようになったのです。現在はオレイン酸は『悪玉コレステロールを増やしにくくする成分である』と評価されています。

悪玉コレステロールが増えすぎるとよくない理由

悪玉コレステロールは本来、「LDLコレステロール」というもので、体のすみずみまで栄養を運ぶ大事な役割を持っている成分。それが「悪玉」と呼ばれるようになったのは、血液中に増え過ぎると、動脈硬化などの原因になるからです。
悪玉コレステロールが増え過ぎると、血管の壁と血管の中を行き来するようになります。血管の壁に入ったコレステロールは、体の中で生じた「活性酸素」という成分により、酸化されることがあります。酸化されたコレステロールは、体にとって「異物」と認識され、免疫の一種である「単球」によって処理されます



でもその単球も、異物を食べ過ぎると壊れてしまいます。するとその壊れた単球が血管の壁に蓄積され、そのうち血管が破裂してしまうんです。

その傷を修復するために血小板が血管の壁にかさぶたをつくるんですが、イラストを見てわかるとおり、血管がかなり細くなってしまっていますよね。この血管の先に心臓があれば、心筋梗塞のリスクが、脳があれば、脳梗塞のリスクが高まるんです」

YouTubeのチャットでは「悪玉コレステロール、最近結構気にしてます。。」という真剣な声や「コ、コワイ・・・」という小さな悲鳴が。でもこういう風に、知っておくことが大事なんですよね。

松山さん「というわけで、コレステロールは大切な成分だけど、多く摂りすぎないように食生活を工夫する必要があるんです。ただ、このお話は、オレイン酸の機能と悪玉コレステロールが体に与える影響のお話で、オリーブオイルが直接、動脈硬化などを防ぐわけではありません」

ここから野上さんと一緒にオンラインレッスン

次はおいしさの秘訣を野上さんから教えていただきましょう。今日作っていただくのは「じゃがいもとスナップエンドウのカレーサラダ」、「香り春巻き2種」さばフレークと高菜を混ぜて作る「香りおにぎり」の3品。

野上さん「品数が多くて大変そう、と思うかもしれませんが、お弁当は段取りが大事。肉や魚を触るのは後にする。時間がかかるもの、味をなじませたいものは先に作っておく。この段取りを気持ちの中で持っているだけで全然違いますよー」

作りおくと味が染みこむ「じゃがいもとスナップエンドウのカレーサラダ」



野上さん「朝の忙しい時に、いちいち何グラムとか量っていられないですよね。じゃがいもは手に乗るくらいが100g、小さ目なら2個で100gが目安とおぼえておくといいですよ。じゃがいもは、つるっとしていて皮がむきやすく、くずれにくいメークインがお弁当にはおすすめ。そして調味料は先に合わせておくと、塩や砂糖、カレー粉の粒が気にならなくなります」

次から次へと、お弁当作りのコツがポンポン出てきます。

今回の合わせ調味料は、酢、塩、砂糖、カレー粉、【BOSCOエキストラバージンオリーブオイル】。【BOSCOシーズニングオイル バジル&オリーブオイル】でもおいしく作れます。

電子レンジ加熱したじゃがいもをこの合わせ調味料でよく和えます。
野上さん「ここでちゃんと混ぜるのがポイント。じゃがいもが温かいうちに混ぜると、味がしっかり入ります」

スナップエンドウも電子レンジで1分くらい加熱し、食べやすいようにカット。

いっしょに和えたらもう完成。これは時間がたったほうが味がなじむので、前の晩につくりおきしておけるのもお弁当向きですよね。そして実はこのレシピ、お弁当に使いがちなマヨネーズを使用していないところもポイントなんです。

野上さん「気温が高くなる季節にマヨネーズを使うと、野菜が変色したり味が落ちたり、傷みやすくなったりするので、代わりに風味の良いオイルを使ったサラダを覚えておくのがおすすめ」

チャットでは「シンプルだけどめちゃおいしそう」「彩りが綺麗~スナップエンドウの色がめちゃ映える」という声が。

お弁当作りの極意の宝庫!「香り春巻き」2種


続いて、いよいよメインのおかず、春巻きを2種類作ります。朝から春巻きなんて大変、と思いますが、お弁当マニアの野上さんの秘密テクがここで炸裂!



野上さん「材料はすべて、火が通りやすいものを使います。今が旬の春キャベツは千切りにし、レンジ加熱してからペーパータオルで包み、ぎゅっと水気をしぼります。これを半分に分けて、半量に【BOSCOシーズニングオイル レモン&オリーブオイル】、もう半量に【BOSCOシーズニングオイル バジル&オリーブオイル】をかけて和えておきます」

野上さんによると、キャベツにシーズニングオイルで香りを乗せると、加熱した後にも香りが残るのだとか。このテクニック、便利なのでおぼえておきたい!
野上さん「春巻きの具って、プラスで味つけをしないといけないと思っている人が多いんですけど、チーズや梅干しなどの味のしっかりした具材を使うと、オイル以外の味つけをしなくて済むんです」






「生ハムチーズキャベツ+レモンオイル春巻き」は、春巻きの皮の上に生ハム、【BOSCOシーズニングオイル レモン&オリーブオイル】で和えたキャベツ、チーズを置いて巻くだけ。



「豚肉梅キャベツ+バジルオイル春巻き」は、同様に豚肉、【BOSCOシーズニングオイル バジル&オリーブオイル】で和えたキャベツ、種をとった梅干を乗せて巻くだけ。

チャットでは「梅干しとバジルの組み合わせ??ますます気になる」「春巻きは中華のイメージだったので目からウロコです」「先に具材炒めて冷ましてとか面倒なのがいらない春巻きって朝には助かる!」

巻き終わったら縦に持って、両端の部分をトントン。
野上さん「こうやってお弁当に詰める時に底になる部分を平らにしておくと、お弁当に詰めた時に立てやすいんです」

ZOOM ご参加の皆さんも次々に巻き終わりました。今回、春巻き初挑戦というゆかのさんも上手に巻けてとてもうれしそう!

少しの油で、効率よくおいしく、春巻きを焼くテクを紹介!



春巻きを焼くのはフライパンではなく卵焼き器がジャストサイズでおすすめ。
そして焼き方にも、コツがあります。火をつけずにフライパンに並べ、【BOSCOエキストラバージンオリーブオイル】を春巻きのまわりにぐるっとまわしかけてから、火をつけること。

野上さん「揚げ物って焦ると危ないじゃないですか。こうすると焦らず作業ができて、少しの油で全体に効率よく油がなじむんです。【BOSCOエキストラバージンオリーブオイル】のボトルはオイルがほしい分だけ出せるようになっているから、お弁当を作る時に使いやすいですね」



あっという間に火が通るのでひっくり返します。もう一回オイルをまわしかけます。

野上さん「ここで裏技。中まで火が通っているか不安な時は、オーブントースターで仕上げ焼きをするといいですよー」

チャットでは「オイルそれだけで良いんですね?揚げ物苦手でも怖くない」「春巻き、揚げ物のイメージだったからこれすごくいい」「火を後でつけるんですね。結構すぐ焦げ目つくのですね」と、大興奮。

レモンが香る爽やかご飯「さばフレークと高菜 香りおにぎり」



野上さん「おにぎりは、野菜やお肉を片付けてから作ると安心です。刻んだ高菜はキッチンペーパーで水気をしぼります。お弁当に水分は大敵なので、これが意外に大事なところ」

さばフレークにも高菜にもちゃんと塩味がついているので、プラスアルファの塩味はいりません。ここで【BOSCOシーズニングオイル レモン&オリーブオイル】をご飯にまわしかけてさくっと混ぜます。こうするとご飯にレモンの爽やかな香りがつくので、お魚のにおいが苦手な方もおいしく食べられるんですね。

おにぎり型を使っておにぎりに。あっという間に完成!

チャットでは「これも魅力的な組み合わせ」「焼きおにぎりにしたいです」の声が。
おいしそうな香りに誘われて、なちこさんのお嬢さんが登場。ほっぺぐりぐりポーズが、可愛い!

「お弁当は、面積を埋めるゲーム」(野上さん)

さていよいよ、詰め方のコツを伝授!株式会社三好製作所様からご提供いただいた「GEL-COOLランチボックス」を使って説明していきます。

野上さん「このお弁当箱、ふたに保冷剤が内蔵されているので、ふたを冷凍庫で冷やしておくと、保冷剤を入れなくていいんですよ。冷気は上から下に降りるので、保冷剤がずれないのもいいですよね。中も汚れがつきにくい材質になっているから、洗うのも楽ちん。私はお弁当マニアなので、こういうところもすごく嬉しいんですよ。オススメです」
野上さんの「お弁当は、面積を埋めるゲームと考えましょう」という言葉に、YouTube視聴者からはざわめきが…。

野上さん「お弁当は、大きいものから詰めていくのが鉄則ですので、まずおにぎりから詰めていきましょう。次に春巻き。せっかくですから断面を見せたいので、切る時に断面がぐちゃっとなると嫌ですよね。包丁の先で切れ目を入れてから、ストンと押して切ると、断面がきれいになります」

野上さん「春巻きがツルツルすべって、断面が見えるようにきれいに立てられない時は、おかずケースでちょうどいいスペースを作ってあげるときれいにおさまります。最後におかずケースに細かいおかずを入れて調整しながら、すきまを埋めていきます。このルールを覚えておけば、お弁当って簡単にきれいに詰められますよ」


完成です。立体的で、彩りも鮮やかで、おいしそうですよね。

では皆さんのお弁当を見せていただきましょう♪
aichanさん。ビッグサイズのおにぎりが食欲をそそります。
人生初の春巻きが大成功で、笑顔爆発のゆかのさん。
春巻きの断面も美しいちぐあささん。
バランスよく美しい詰め上がりのMikaさん。
試食タイムが待ちきれない、なちこさんのお嬢さん。

ふくながさんの春巻きはきれいな狐色で、見るからにおいしそう!

おなじお弁当箱におなじお料理でも、やっぱり個性が出るんですねえ…。
野上さん「みなさん、お上手でびっくり!完璧です」

お待ちかね、試食タイム…その時間を利用して新情報!

ZOOMでご参加の皆さんに試食をしていただいている間に、松山さんに【BOSCOシーズニングオイル】のほかのフレーバーについてお話をお聞きしましょう。


松山さん「じつは【BOSCOシーズニングオイル】は4品展開しているシリーズで、ほかに、ローストガーリックの香ばしいコクがお料理のうまみをぐっと引き立てる【ローストガーリック】、唐辛子の後ひく辛さとガーリックが、お料理を本格的なおいしさに仕上げる【レッドペッパー】があるんですよ」

野上さん「私、辛いのが好きだから【レッドペッパー】が気になってます!」

松山さん「これ結構辛いんですが、これだけで味が決まるんですよ。例えばトマト缶と鯖缶など、ストックしている食材と炒めるだけで、おいしいパスタソースがすぐにできちゃうんですよ」



松山さん「【ローストガーリック】は、ジャーマンポテトなどの仕上げにかけるとすごくおいしく召し上がれます。サイズも小さいので、キャンプ飯などにもおすすめです」

これからのキャンプシーズンに役立つ、いい情報をいただきました!チャットでは「うわー、こっちも美味しそう」「ペペロンチーノに使いたい!」「キャンプに持っていきます♪」と大盛り上がり。



ZOOMご参加のお子さんにも、大好評!

最後に皆さんに、試食のご感想をお聞きしました。

aichanさん「春巻きがパリッと焼けていて、こういう焼き方ができるんだということにすごく感動しました。さばのご飯も、鯖のにおいがレモンのオイルで消されて、さっぱりおいしくいただけました!」

嬉しいご感想に、松山さんも野上さんも、思わずにっこり。
ちぐあささん「鯖とレモンの爽やかな香りがすごくマッチしていて、めちゃめちゃおいしかったです」
レモンの香りに引き寄せられた息子さんがお弁当箱に手を伸ばしながら「レモンーー」とおねだり(笑)。

ゆかのさん「ハードルが高いと思っていた春巻きがすごく簡単にできたので、驚きました。これからたくさん作りたいです」
夢中でパクパク食べているお嬢さんに野上さんが「おいしい?」と聞いたら「はい!」とにっこり。

野上さんも「よかった〜」と笑顔。
最後に、お二人からメッセージ。
野上さん「お弁当にお悩みはつきものですが、食べる人も作る人も楽しいのが一番。気負わずに楽しんでみてください」
松山さん「今日はありがとうございました。みなさんのこれからの食生活もオイルでおいしく健康に楽しんでいただけることを願っております」

オイルで、お弁当ライフをもっとおいしく、もっとヘルシーに


いかがでしたか?オイルで簡単に味つけできるなら、忙しい朝のお弁当づくりも楽ちんになって、作る方も食べる方もhappyですよね。このテク、ぜひご参考に。
関連カテゴリ