2016年02月24日

老舗の名品「ラムネ屋さんのサイダー」「ハイ辛」を使ったドリンクで、お花見女子会を盛り上げよう!

先日、中野区の居酒屋さんで飲んでいた時、「ナカボール」というご当地ハイボールを発見。
じつはウイスキーが少し苦手で、ハイボールもそんなにおいしいと思ったことがないのに、これは違いました!
ほどよい爽やかな辛さがあって、ふんわり生姜の香りが広がる…。
スタッフの方にうかがったら、地元・中野の東京飲料さんが作っている「ハイ辛」という割り材を使っているそうなんです。

東京飲料さんは、地元では有名な老舗ラムネ製造メーカーさんだそうで、創業当時の味を忠実に再現した「ラムネ屋さんのサイダー」も、最高においしいのだとか。
そう聞いたら、そっちもたまらなく飲んでみたい!

ちょうどお花見女子会で、ドリンク調達係りを命じられていたところ。
このふたつを使えば、お酒好きにも、飲めない人にも大ウケするドリンクができるのでは? 
今回、東京飲料さんにお願いして「ラムネ屋さんのサイダー」と「ハイ辛」のサンプルをお送りいただくことができたので、さっそく作ってみました。

目と耳でわかる、泡の強さ、きめ細かさ!

東京飲料さんは、中野区で昭和4年の創業以来、ずっとラムネを作り続けている老舗飲料メーカーだそうです。

「ラムネ屋さんのサイダー」は、創業当時の味を忠実に再現しているそう。
レシピも残ってなかったので、当時の味を知る方の味覚を頼りに、試飲と改良を繰り返してたどり着いた味だそうです。
まずは「ラムネ屋さんのサイダー」をさっそくグラスに注いでみましょう。
シュワーーーーッという、泡の弾ける音が、大きい!
そして、湧きあがるように、泡が!
味わう前から、炭酸の強さが目と耳から伝わってきます。
(東京飲料さんによると、昔は今より、炭酸の強いものが好まれていたそうです)
飲んでみて、さらにびっくり。
炭酸は強いのに、喉越しがやわらか。
そして、あとくちがすっきり。
炭酸があまり得意てはない私も、すいすい気持ちよく飲めてしまうのです。

理由は、泡のキメの細かさ。
本当に細かくて滑らかな泡なんです。
味は昔のままを再現しているけれど、泡は機械設備の進歩で、昔より格段に細かい泡が作れるようになってるそうです。

この絶品の泡をそのまま活かして、お花見気分を盛り上げるドリンクを作ってみましょう。

用意するのは、冷凍のベリー類。
ミックスを使いましたが、一種類ならラズベリーがおすすめ。
これをメイソンジャーに入れ、上から「ラムネ屋さんのサイダー」を注ぐだけ。
凍っているので時間がたっても冷たさがキープでき、色が次第にピンクから赤に変わり、ベリーの味も染みだしてきて、変化が楽しめます。
「ラムネ屋さんのサイダー」の絹のような繊細な泡と、すっきりやさしい甘さ、ベリーの甘酸っぱさがマッチ。
メイソンジャーに入れれば持ち運べるし、お花見でもこぼす心配がなく、ゆっくり味わえますよね。
大きな容量のメイソンジャーに作って、注ぎ合うのもいいし、小さいものを人数分作って持って行っても喜ばれそう。
アイスの実を入れるのも、いいアイディア!
見た目もかわいいし、大ウケしそう!
Snapdishの料理写真:アイスの実×サイダー
アイスの実×サイダー
nakohana7587 サイダーにアイスの実を入れるだけっ✨ 食べて美味しい、飲んで美味しい♡ アイスの実が口の中で、クシュっと溶けます◟̆◞̆❤︎ お酒や違うドリンクに入れたり、ゼリーで固めても◎ 夏におすすめでーす(。›◡ु‹。)⋆。˚
ポイント
アイスの実は溶けやすいので、出来るだけそーっと注ぐこと。 かき混ぜると溶けます。 サイダー以外に、お酒や違うドリンクでも¨̮⑅

材料
サイダー  アイスの実  など

「ハイ辛」は、そのまま飲んでもおいしい! だけど…

お酒好きな人には、「ハイ辛」を使ったハイボールを用意。
「ハイ辛」は、2013年に、キリングループ本社の中野移転に伴い、キリンのジョニーウォーカー(赤・黒)とコラボして作られたとか。

辛味成分を見つけることに苦労し、企画から製造にたどり着くまで1年以上のかかった商品だそうです。

なんでもアイディアは、定食屋で生姜焼きに七味をかけて食べている人を見て、「この生姜+唐辛子のアイディアを思いついたそうですよ。
「ハイ辛」だけを味わってみました。
うーーーん、これだけでもおいしい。
東京飲料さんによると、「お好みのウイスキーでいいけど、特にキリンのジョニーウォーカーがよく合う」そう。
お酒とハイ辛を1:4の割合にするのがベストだとか。
やっぱりおいしい。
辛味だけでなく、甘味と酸味もバランスよくブレンドされていて、飲み口がとてもすっきりしています。
「ハイ辛」を使ったハイボールは「ナカボール」という名前で、中野区内の居酒屋さんなど約160店舗で扱われているそうです。

中野区の居酒屋さんやバーに行ったら、ぜひ試してみて!
意外なことに、梅酒もよく合いました。
梅の香りと甘さの後から、ほのかな辛味と生姜の香りが追いかけてくる感じ。
シンプルに焼酎で、生姜のほのかな香りを楽しむのもいい。
「これは何?」と首をかしげながら、どんどん飲んでしまう友達の姿が目に浮かびます。
これは盛り上がりそう!

唐辛子と生姜といえば、ハーブも合いそう。生のハーブでモヒートみたいにして飲んでみたら?

バジル、ローズマリーを用意。
レモンとミントも入れてみました。
焼酎をこれで割ってみたら…。
最初は「ハイ辛」のほどよいジンジャーの香りとピリッとした刺激的な辛さが来ます。
マドラーでハーブをつぶしながら飲むと、どんどん香りが広がって、まるでハーブ園で飲んでいるような爽やかさ。
これも、怖いくらい進みそう。
ミントだけを入れても、生姜と唐辛子の刺激によくマッチしそう!
自家栽培なら、たっぷり入れられそうですね♪
Snapdishの料理写真:生ハムとハーブ入りハイボール
生ハムとハーブ入りハイボール

ユニークなアイディアがいっぱいの東京飲料さんの炭酸ドリンク、全部試してみたい!


東京飲料さんは、老舗なのに新しい取り組みにも積極的で、中野区内の町単位、町会単位の地サイダーを、期間限定でいろいろと作っているとか。

アニメ文化の根付いた中野ならではの「萌えサイダー」(パッケージが萌えキャラ)の販売もしているそう。

ぜひHPをチェックしてみて!
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