2016年07月13日
騙されたと思ってやってみて!イトウ製菓の「かーさんケット」で作る岩手名物「ビスケットの天ぷら」が、メチャうまい♡
イトウ製菓さんから「かーさんケット」という商品名の、ビスケットが届きました♪名前も素朴なら、見た目も素朴。パッケージを見ているだけで、ほっこりするなあ…と手に取ると、メーカー担当者さんからの手書きのメモが入っていました。ますますほっこりしてそのメモを読むと、
「かーさんケットは、天ぷらにしてもおいしいです」
と言う、衝撃のアドバイスが!
おまんじゅうの天ぷらなら知っていますし、大好きですけど、ビスケットの天ぷらって…!?不安になり検索してみると、なんと岩手県の西和賀町の家庭で、昔から作られ続けている郷土食おやつだというじゃありませんか!なぜまた東北の雪深い町で、クックパッドもなかった大昔、そんなチャレンジングなおやつが生まれたの???受け継がれているってことは、どれだけおいしいの?????山ほどの疑問と不安を胸に、まずは作ってみました!
「かーさんケットは、天ぷらにしてもおいしいです」
と言う、衝撃のアドバイスが!
おまんじゅうの天ぷらなら知っていますし、大好きですけど、ビスケットの天ぷらって…!?不安になり検索してみると、なんと岩手県の西和賀町の家庭で、昔から作られ続けている郷土食おやつだというじゃありませんか!なぜまた東北の雪深い町で、クックパッドもなかった大昔、そんなチャレンジングなおやつが生まれたの???受け継がれているってことは、どれだけおいしいの?????山ほどの疑問と不安を胸に、まずは作ってみました!
「かーさんケット」は、そのままでも、しみじみおいしい
かーさんケットは、小麦粉そのものの風味をしっかり味わえる、昔ながらのハードタイプのビスケット。シンプルな素材で作られていて添加物も少ないので、子どもにも安心してあげられます。
1枚がけっこう大きいのですが、甘さがうんとひかえめなので、1枚食べるとつい、もう1枚…と止まらなくなってしまいます。
天ぷらにしてみました・・・すると、ビスケットに驚きの変化が!
西和賀町のHPに、ビスケットの天ぷらの作り方が簡単に出ています。
それを参考にまずは、米粉と天ぷら粉を半々にして衣をつくり、揚げてみました。
揚げたてをいただくと…。あれ?あれれれ?ビスケットが、ビスケットじゃなくなっています!ふわっと膨らんで、スポンジケーキみたいになっているんです!!それが天ぷらの衣と一体になって、中がフワフワ、外がサックリの、小型のパンケーキのよう・・・。甘さは控えめですが、小麦の味がふわあっとして、本当に好きな味!味見のつもりがあっという間に3枚、ぺろりと食べてしまいました。
あまりに驚いたので揚げまくって、編集部のスタッフにも配ると、みんな「何これ、おいしい!」「最近流行ってる新スイーツ?」と大好評。かーさんケットを見せて「これの天ぷら」と伝えると、みんな、「信じられない」「揚げただけで?こうなるの?」と、びっくり。どういう化学変化でこうなるのか、誰か教えて欲しいです・・・。
衣をちょっぴりリッチにしてみたら、さらにおいしくなった♪
もっとおいしくしたいと欲が出て、衣に卵を混ぜ、バナナをサンドして揚げてみました。
予想どおり、熱々のバナナがとろけてソースのようになり、ほんの少し酸味もプラスされて絶品!手がこんだスイーツにも負けないおいしさですよ!
ちょっぴり残っていた杏のコンポートを添えたら、こんなにお洒落に♡。代官山とかで「北欧で人気のスイーツ」とか言ってフルーツソースをトッピングして売りだしたら、大流行するのでは。
衣にホットケーキミックスを加えると、さらにふんわり
西和賀町のHPによると、「天ぷらの衣はもち米粉ベースが主流です。作る人によって天ぷらの衣の配合が違うため、各々の家の味を食べ比べるという楽しみもあります。」とのこと。
実際、ネット上にはホットケーキの素に小麦粉と米粉をミックスし、よりふんわりさせた「ビスケットの天ぷら」もありました。SnapDishユーザーからの投稿にもありましたよ!これも試してみたい!
実際、ネット上にはホットケーキの素に小麦粉と米粉をミックスし、よりふんわりさせた「ビスケットの天ぷら」もありました。SnapDishユーザーからの投稿にもありましたよ!これも試してみたい!
意外!チーズをのせれば、おつまみにもピッタリ
ネットで見つけて気になっていたのが、「チーズを乗せて焼く」というレシピ。簡単なので、溶けるチーズを乗せて、オーブントースターでチーズが溶けるまで焼いてみました。
これが、まったく違和感がないのです!むしろ、かーさんケットのほのかな塩味が引き立って、お酒にもぴったりすぎる味。かーさんケット、ふところが広すぎます…まるで本当のかーさんのよう・・・。
イトウ製菓さんも、このレシピを知らなかった!?
岩手県の中西部に位置し、三方を奥羽山脈に囲まれた西和賀町は、冬は2mを超える積雪を記録する地方。冬場に買い物に行くのは大変だったため、保存のきくビスケットに衣をつけて揚げ、腹持ちをよくしたのが始まりだといわれています。いろいろなビスケットがある中で、イトウ製菓の「かーさんケット」のシンプルで素朴な風味が天ぷらには一番合うと、昔からずっと選ばれ続けているとか。
ちなみにイトウ製菓さんは東京都内で昭和27年に創業した、クッキー・ビスケットの専業メーカー。岩手県で天ぷらにして食べられていることは最近まで知らなかったとのことで、知った時はとても驚いたそう。でも食べてみたらあまりにおいしくて、二度びっくりしたそうですよ。
イトウ製菓さんはかーさんケットのほかにも、昭和56年から発売している「ベーシックシリーズ」など、長く愛され続けている味わい深いシリーズや、ユニークなクッキー・ビスケットがたくさん。ぜひHPをチェックしてみて!
イトウ製菓さんはかーさんケットのほかにも、昭和56年から発売している「ベーシックシリーズ」など、長く愛され続けている味わい深いシリーズや、ユニークなクッキー・ビスケットがたくさん。ぜひHPをチェックしてみて!
※この記事は、編集部が気になった食品メーカー様にお願いしてサンプル品をお送りいただき、自発的に掲載している記事となります。とりあげてもらいたい商品、気になる商品がある方は、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。なお、記事化の保証はいたしておりませんので、あらかじめご了承ください。
このまとめが気に入ったら「いいね!」しよう
フォローしてSnapDishの最新情報をチェック!