Snapdish編集部では、年間100万枚を超えるユーザーの皆さんの食卓投稿の中から、今年を象徴するようなトレンドを「料理SNSトレンド大賞」として発表しました!
物価高やアフターコロナによって、時間やお金の使い方が変わった23年。そのトレンドを表す「料理SNSトレンド大賞」は「せいろ蒸し」に決定しました。新たに買わずあるもので料理する「#アルモンデ」が定番化して、馴染みある食品や調理器具にも今ある物の見直しと新たな調理アイデアが数多く生まれました。
今年を振り返ってみて、皆さんはどんなお料理を楽しみましたか? ご紹介するトレンドが、また来年の楽しいお料理アイデアにつながっていきますように☆
(※)ウェルビーイングとは?
Well-being(ウェルビーイング)とは、Well(よい)とBeing(状態)が組み合わさった言葉で、身体の健康だけでなく、精神的にも、社会的にも幅広く良好な状態のこと。
コロナ禍ではおうち時間を楽しくするためにホットプレートや電気圧力鍋などの調理家電ブームが起こりましたが、アフターコロナの今年は対照的に温故知新の「せいろ蒸し」が注目を集め、スナップディッシュでも投稿数が前年比2.2倍と大きく伸びました。
専用家電を買い足すことなく、手持ちや安価に手に入るせいろを使って、冷蔵庫・冷凍庫にある野菜、魚やお肉、パンや冷やご飯などどんな食材でも一気に調理でき、10分ほどで栄養バランスの良い食事が出来上がることが注目されました。
ข้าวเหนียวหมูไข่พะโล้🇹🇭ムーカイパローでタイ風おこわ
せいろを重ねることでごはんやパンなどの主食と、肉や魚などの主菜、野菜などの副菜をほったらかしで同時調理でき、蒸し上がったらせいろごと食卓に出せて洗い物も減る、キッチンに置きっぱなしでもインテリアと馴染むせいろはお手入れも簡単で手間いらずと、総合的な時間効率が良いアイテムとして再注目を集めました。
さらに、脂を落としながらも栄養は逃さず、素材の旨味を引き出す「蒸す」調理法で食材が美味しく仕上がり、余計な調味料を使わずシンプルな味付けで楽しめることも支持される理由の一つです。
食材や時間、手間を効率化するだけでなく、ちゃんとした料理の充実感も得られる「ウェルビーイング」な調理法として今年のトレンド大賞に選出しました。
Tiktokで「炊飯器ブラザーズ」「炊飯器ギャル」などの専門クリエイターがバズったことにより再注目を集めた炊飯器調理。
SNSで主流となったショート動画ならではのリズミカルさや、材料を入れるだけの調理工程と完成品の意外性、各家庭にある炊飯器で簡単で失敗のない調理法が、初心者はもちろん、ベテランまでと幅広い層に広がるポイントとなりました。
炊飯器調理で砂肝のコンフィ
スナップディッシュでも、圧力調理、低温調理など専用の調理家電を買い足すことなく料理の幅が広がる炊飯器は支持をされました。炊飯器調理で定番のアレンジ炊き込みごはんの他、パスタ、パン、スイーツ、蒸し野菜や、おでん、カレーなどの煮込み値料理、野菜たっぷりのスープ、保温機能を活用したローストビーフ、鶏ハムなどの肉料理、塩糀、甘酒などの発酵食品など多岐に渡りアレンジが楽しまれました。
また、材料を入れてスイッチひとつで完成するほったらかし調理や、ご飯を炊く時、野菜やおかずも乗せて同時調理することによって時間効率が上がる点も重宝されています。せいろ蒸しと同様に、効率化しながらもまるで長時間手間暇かけたような料理の出来映えが人気の秘訣と言えます。24年もまだまだ伸びが期待できるトレンドとなりました。
炊飯器でビーフストロガノフw
今年は文句なしのトレンド入り!
小麦が高騰した昨年の米粉ブームに続き、今年はTiktokのショート動画からライスペーパーの人気に一気に火がつき、スーパーでは売り切れが続出。これまで定番だった生春巻き以外の新たなレシピが数多く誕生し、スナップディッシュでの投稿数も前年比3.5倍に伸びるなど食卓でも大いに楽しまれました。
おいしい世界ごはんパートナー🌍 ワールド調味料でスポーツ観戦おつまみ ライスペーパーナポリタン
ナポリタンを、ライスペーパーで包んでフライパンで焼いた〜 うん! これやと、お口の周りもきれいなまんま完食😋 もちもち美味しい♬ 使えるねライスペーパー🫶 実は…あんまり好きじゃなかったライスペーパー でも 今回のモニターで好きになりました❤️ ユウキ食品さん、SDさんありがとうございます😊 料理の幅が広がっていく〜🪽 #ライスペーパー#ユウキ食品 #おいしい世界ごはんパートナー #スポーツ観戦おつまみ #snapdish #生春巻きの皮 #ライスペーパー #ワールド調味料 #ナポリタン #極早生みかん
もともとはベトナム料理の食材ですが、お好み焼き、揚げ物などの日本の国民食や、ピザ、ガレット、トッポギなど普段あまり作ることがない料理にチャレンジするきっかけにもなり、どれが合うのか何でも巻いてみるといった研究心をくすぐられた人も多くみられました。
小麦製品の代わりにライスペーパーを使うことでヘルシーに、グルテンフリーやアレルギーフリーの料理ができたり、もちっとした食感が楽しいことも再注目の理由となりました。お米関連製品への再注目と、アレンジの拡大はこれからも続きそうです。
実は江戸時代が最初と言われ、今年は第4次とされる「さつまいもブーム」、街中にさつまいもスイーツの専門店が増えただけでなく、家庭の食卓でもさつまいもを使った料理やスイーツが増加。
3種のお芋のスイートポテト
もともと秋を中心に投稿数が多い食材ではありますが、前年比13%増とさらに躍進が見られました。価格の安定感と健康志向の波に乗って人気となり、特に、価格が安く栄養価が高く味も美味しい旬の時期に、モンブランやポテトチップスをさつまいもで作ったり、さつまいもの定番・焼き芋やスイートポテト、芋けんぴも投稿が増えたりと、アレンジの進化を遂げました。
トレンド入りしたせいろ蒸しや炊飯器調理の投稿で現れることも多く、まさに時代とマッチした食材と言えそうです。
さつまいもタルト
いかがでしたか? 物価上昇を誰もが実感した22年。レシピ通りに食材や調味料を揃えるのが難しいことも合ったかもしれません、、それでもお料理って工夫次第で楽しめるのが醍醐味でもありますよね!そこから新しい食材へのチャレンジや、お気に入りとの出会いがあったり。
Snapdishでのつながりが、毎日のお料理を助けるアイデアや、ワクワクするような出会いや発見につながっていれば幸いです。
SDユーザーの皆さん同士、キッチンのつながりがこれからも変わらず続きますように☆ミ
最近のマイブーム 野菜の蒸籠蒸し
posted by ぺんぎん