今日の夕ご飯

鰤の塩焼き、ニラともやしのあんかけ炒め、大根とにんじんのきんぴら、卵ととろろ昆布のお吸い物。

１歳クラスになっても変わらず、毎日楽しく保育園に通う娘。先生もお友達も大好きで、朝送ると、嬉しそうにその輪の中に飛び込んでいく。ここに通わせられて、本当に良かったなぁ、と思う。

その一方で、私は娘のこと、あんまり知らないのかもしれない、と不安になることもある。息子とは毎日一緒。お友達とどう接するのか、どんな場所が好きか、嫌いな遊びは何か、よくわかっていた。でも、娘は人伝にしか知らないこともある。休日に遊びに連れ出してみて初めて「へー、そんなことするんだ」と思ったことを連絡帳に書くと、「そうなんですよ」なんて、先生の方がよく知っていたりする。

子どもにとっては、どっちだっていいのだろう、と思う。まだ記憶にも残らない頃。ただ、息子とはいろんな場所にいろんな思い出が残る。手をつないで歩いた道、大喜びして上った歩道橋、水筒の入った小さなリュックを背負った背中。

ないものねだりなのだ、とわかっている。息子といた頃は、もっと仕事ができる環境かほしい、一人になりたい、やりたいことをやりたい、と思っていた。つまりは、子どものことを知っているのは私が一番なのだ、と言いたいだけのエゴ。そうとはわかっていても、なんだかポツリと寂しくなることがある親心。