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手料理
  • 2014/08/30
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夏休みの自由研究(30)菊花とキュウリの飾りずし

レシピ
材料・調味料
すし飯
人数分
もってのほか(黄色い菊の花)
1パック
かきのもと(ピンクの菊の花)
1パック
四川胡瓜
3本
露地もののオクラ
ひと山
作り方
1
菊の花は、八百屋さんで売っているものを使ってください。花びらをむしり取って、さっと茹でて冷水にとり、水を切って、キュッと絞ります。好みの甘酢に漬けておきます。
2
キュウリは、まな板に横に置き、包丁で半分まで薄い輪切りにします。包丁の刃先が、斜めにまな板に当たるところで止めると、下まで切り離さずにすみます。裏返して同じように薄切りにします。これを、しょっぱいぐらいの塩水につけて、しんなりしたら、甘酢に漬けます。漬けたものを広げるとヘビの腹のようになる、この切り方を「蛇腹切り」といいます。
3
オクラは、サッと湯がいて冷まします。
4
水を少なめにご飯を炊いて、好みの合わせ酢をサックリ混ぜます。この時に、甘酢につけておいた菊花を軽く絞って切るように混ぜ込みます。
5
平たいお皿に盛ったら、甘酢漬けのキュウリと、好みの形に切ったオクラを飾り、きれいな飾り寿司を作りましょう。もうすぐ秋、夏休みもいよいよ終わりだなぁ。
ポイント

食用の菊花は、山形では「もってのほか」、新潟では「かきのもと」と呼ばれています。 今回使った黄色は山形産、ピンクは新潟産です。
キュウリは、昔はイボイボだらけでした。品種改良が進んで、ツルスベのものがもてはやされていますが、昔ながらのキュウリがほしいというリクエストもあって、今回使った「四川胡瓜(しせんきゅうり)」のような品種も作られています。
おくらは、“露地もの”です。温室やビニールハウスで作られていないという意味で、管理が大変だし、その野菜に適した時季にしかできないため、流通も少なく高額です。でも、それぞれの野菜ならではの味わいが濃く、美味しいです。
野菜を食べる時、その野菜の育った土地や、育て方などを知ることは、とても興味深いし、時代背景や流通事情も知ることができます。
築地の八百屋さんは、すごくたくさんの品種や産地の野菜を扱っているので、ものしりです。買物に来る料理人さんや野菜好きの人には、いろいろ教えてくれるよ。
今回は場外市場の藤本商店さんに野菜のミニ知識と切り方を教えて頂きました。

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夏休みの最後の日。季節の野菜を使って、きれいな飾り寿司を作ります。野菜のこともいろいろ勉強したよ。
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