2016年12月21日

“編集部一ズボラ”な私でもラクに作れた!自分好みの味に育てられる「オリジナルケフィア」に夢中♡

お料理は基本的に大好きなのですが、面倒な作業が大嫌い。特に苦手なのが“発酵”もので、厳密な温度管理やこまめな世話が必要な糠みそ漬けもパン作りも、避けまくって生きて来ました。

そんな私に「これ試してみて」と編集部スタッフが手渡したのが、ケフィアヨーグルトが作れる種菌「オリジナルケフィア」。もちろん「ムリ!」と1秒で断ったのですが、「ものすごく体にいいんだって」「しかもめっちゃおいしいの」「お店じゃ買えないの」と熱く語られるうちに、「そういえば最近、疲れ気味で体調悪いしな」「・・・そんなにおいしくて体にいいなら、ちょっと食べてみたいかも…」「売ってないなら育てるか!」という気持ちになってしまったのです。

はたして編集部一のズボラと呼ばれている私に、ケフィア菌を育てることができたのでしょうか。ケフランさんからサンプルをいただいた「オリジナルケフィア」でトライしたレポートをご覧ください。

世界三大長寿地域のひとつ、コ―サカス地方の伝統食です!

ケフィアが生まれたのは、ヨーロッパ東部の黒海と カスピ海に挟まれた、コーカサス山脈がそびえる地方。世界三大長寿地域であるコーカサス地方で伝統的に食べられていたことからその機能性が注目され、ヨーロッパをはじめとして世界的に広がりました。
一般的なヨーグルトは 1~3種類の乳酸菌の “単独発酵"なのに対し、ケフィアヨーグルトは複数の乳酸菌と酵母が一緒に発酵している食品。世界でも大変貴重で珍しい食品のため、「神様の贈り物」とも呼ばれているそうです。
一般的なヨーグルトと違って酵母によって発酵が進むため、お店で売られていません。つまり自分で作るしかないんです。

「オリジナルケフィア」は、日本で唯一、ロシア公団公認のケフィア種菌

今回私がトライした「オリジナルケフィア」は、そんな本場ロシアのケフィアヨーグルトを、家庭で簡単に作ることができる種菌。
販売元のケフランさんは、33年も前からロシア公団と独占ライセンス契約を締結していて、ロシア公団認定・ロシアの最高学術機関とされる国立アカデミー「ロシア科学アカデミー」と契約して開発された、正統なケフィアを使っているんです。
ケフィアのすばらしい働きについては多くの科学的な研究報告があります。関連会社「日本ケフィア」さんのHPにある「ケフィアラボラトリー」でも公開しているので、ぜひチェックを! びっくりしますよ!

混ぜる→振る→終了!

ケフィアについてひととおりわかったところで、いよいよ、ケフィアヨーグルト作りスタート。

1包で500ml分のケフィアヨーグルトを作ることができます。
常温にした500mlの牛乳にオリジナルケフィアを1包入れ、しっかり口を押えて振り、よく混ぜます。
そのまま25℃前後の場所に置き、24時間から36時間発酵させます。
終わり。

発酵ものって、容器を消毒したりするのが超面倒じゃないですか。牛乳パックをそのまま使える、っていうのがすごくいいですよね♪
編集部のエアコンは27℃設定で、私の席の近くは25℃~26℃とちょうど適温。ということは、これで私のミッションはもうあらかた、終わってしまったわけです。あとはケフィア君ががんばれ!
夜、エアコンを切って帰る時、ケフィア君が寒くないか少し心配に。お湯を入れたポットといっしょにひざかけでくるんでおきました。ちょっぴり、母のような気持ちになっている自分にびっくり。

およそ30時間放置したら、勝手にできていた!

前日の10時頃に作ったので、翌日、出勤してすぐ見てみましたが、まだ液体のまま…。夜、エアコンを切ってしまって温度が下がったせいで働けなかったのかな…。ケフィア君、こんなズボラな私でごめん…。でも、顔を近づけると、ヨーグルトっぽい甘い香りが!ケフィア君ががんばって働いている証拠です!もう少し待ってみましょう。

さらに数時間たったころに中を見たら…しっかり固まってます!
ヨーグルト特有の香りとコク、うまみはあるのに、酸味がほとんどありません。言ってみれば「ものすごく上品なヨーグルト」っていう感じ。酸味が少ないので、そのまますいすい食べられちゃいます♪

時間がたつごとに発酵が進んで、風味が変化!

牛乳だと、室温におくとあっという間に傷んでしまいますが、ケフィアヨーグルトなら冬は72時間まで室温で置いても大丈夫だそう。実際、月曜日の朝に作ったものを室温に置き、水曜日に食べても大丈夫でした。

ただし、36時間を過ぎたあたりから、ケフィア特有の風味がかなり強くなってきます。編集部スタッフの中でも「ちょっと前のほうがおいしかった」「いや、これくらいのほうが断然おいしい!」と意見が分かれました。でも、ちょうど自分好みの味を見つけるのも楽しいですよね。
私は24時間から30時間の間くらいがちょうど好みだったので、それくらいで冷蔵庫に入れて蜂蜜をたらしたり、フルーツを乗せたりして楽しんでいます。

寒い時におすすめ!「ケフィア・オン・ホットフルーツ」

とはいえ、今の季節は冷たいデザートより、温かいものが欲しくなります。そういえば老舗スイーツ店の冬メニューで、アイスクリームに熱々のフルーツソースをかけたデザートがあったなあ…。あれをケフィアヨーグルトでやったらおいしそう。というわけで、リンゴを蜂蜜と、飲み残しの赤ワインで煮て、冷たいケフィアヨーグルトにかけてみました。

熱々のリンゴと冷たいケフィアヨーグルトが口の中でまざりあって、なんとも贅沢な味!しかもリンゴの皮にも赤ワインにもポリフェノールが豊富なので、ものすごく健康にいいデザートですよね♡

ドリンクやお料理にも使えます♪

「ケフィア」で検索すると、海外の方々からの投稿も!またドリンクやデザート、お料理に使って楽しんでいる方も多かったです♪
Snapdishの料理写真:マンゴーケフィアラッシー
マンゴーケフィアラッシー
Snapdishの料理写真:ケフィアパンケーキ
ケフィアパンケーキ
chico66 さっき作ったカッテージチーズと水を切ったケフィアを添えて

寒い時期でも早く食べたい!人のための裏ワザあります

ケフィアは常温25℃で24~36時間の発酵がポイントですが、寒い時期は発酵に2~3日かかることもあります。冬でも暖房をしている部屋の暖かいところにおけばできるそうですが、24時間、適温をキープするのがむずかしい場合は、ケフランさんで別売りしている専用の保温器「ケフィアウォーマー」を使うと便利。
くるっと巻いて、コンセントを差し込むだけで、適正温度をキープしてくれます。
ほかにも、「最初に牛乳を25℃くらいに温めておく」「タオルや新聞紙で巻く」「使い捨てカイロをいっしょに入れる」「炊飯器やポットの近くに置く」などの裏ワザが。ただしこたつの中やストーブの近くなど、火器の近くには置かないこと!

牛乳の種類を変えれば、いろいろな味わいが楽しめる!

手作りの楽しさは、アレンジが自由にできること。同じ牛乳でも、低脂肪乳と高脂肪乳ではまったく味わいが異なりますし、豆乳から豆乳ヨーグルトを作ることもできます!
投稿にも、豆乳ケフィアヨーグルトがいくつかありました。おいしそうですね♪
Snapdishの料理写真:ケフィアで豆乳ヨーグルト
ケフィアで豆乳ヨーグルト
adukina 70%ローフード生活実施中 ベリーの酵素シロップで。
ただし容器に「無脂肪乳」「低温殺菌乳」「豆乳飲料」「乳飲料」と表記されているものは発酵しないので、ご注意を。
ネットで調べてみると、ケフィアを愛食している人の間では「温度が高く、うっかりすると発酵しすぎる心配がある夏よりも、ゆっくり発酵が進む冬のほうが、おいしいケフィアができるような気がする」という方も。ケフィアヨーグルト・チャレンジを始めるなら、今がちょうどいいタイミングかも。

オリジナルケフィアのブランドサイトには、作り方の動画や、おいしそうなレシピも。ぜひチェックしてみて!

※この記事は、編集部が気になった食品メーカー様にお願いしてサンプル品をお送りいただき、自発的に掲載している記事となります。とりあげてもらいたい商品、気になる商品がある方は、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。なお、記事化の保証はいたしておりませんので、あらかじめご了承ください。
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