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手料理
  • 2022/05/25
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『レゴから見える食卓』食育、こどもごはん、三色丼 【公式】料理研究家 指宿さゆり

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A world where creativity is connected.


 『レゴから見える食卓』


『こども鮭の三色丼』


三色丼と言えば、そぼろの茶色、炒り卵の黄色、
野菜の緑色に代表されるように、三色の具をのせた丼ぶりのことです。

海鮮丼にも三色丼がありますが、
ウニ、いくら、カニと言った海の幸をのせたものも親しまれています。

今回の三色丼は鮭、卵、青菜を使い、
鮭は自家製のフレークで作り、
卵や炒り卵ではなく、味付けを一切していない錦糸卵、
青菜は味付けを控えめにし、胡麻で和えたものにしました。

レゴが掲げるブランド価値として「Creativity」があり、
レゴグループでは、
「Creativity is the ability to come up with ideas that are new, surprising and valuable - and it’s an essential 21st century skill.」だと言っています。
これは、創造力というものは新しいものを作り出すことであり、
あっと驚くようなもの、価値のあるアイデアを生み出す能力のことを意味し、
21世紀に欠かせないスキルだということを言いたいのだと思います。

三色丼というものは解釈次第では、
色んなカラーバリエーション、
お肉を使ってもいいし、お魚を使ってもいいし、
黄色の卵は炒り卵にしてもいいし、錦糸卵にしても美味しいです。

一般的な組み合わせ、調理方法だけではなく、
普段とは違ったアプローチで考えることで、
そぼろだけじゃないんだ!炒り卵だけじゃないんだ!青菜だけじゃないんだ!
といったサプライズを与えます。

レゴグループでは、
「Systematic creativity is a particular form of creativity that combines logic and reasoning with playfulness and imagination.」
と言っています。
これは、創造力というものを体系的にとらえるのであれば、
ロジックや推論、そして、遊び心、イマジネーションという想像力を組み合わせたものだということで、
実に興味深い見解だと思います。

創造力を養うためには、確かに論理的思考力や推論、
そういったロジカルな能力も必要だと思いますが、
それだけではなく、遊び心や想像力が大事だということです。

三色丼をロジックに考えれば、まずは異なる食材、
例えば、お肉と卵、野菜といったものを組み合わせるということが大切なことがわかりますが、
この論理的な解釈に加え、
どうすれば、食べる人がワクワクするような気持ちになるかな?
と考えています。
食べる人のことをイメージするときはできるだけリラックスして、
肩ひじを張らずに考えるのが最適で、
まさに遊び心を大切にするという点も納得できます。

※レゴは神戸三田プレミアムアウトレット店で購入したものとを @photobusuki が撮影しております。

料理は我が家の普段の食卓。

料理研究家 指宿さゆり

写真家 指宿慎一郎 @photobusuki

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