かけそば（ネギ）@そば処カタクリの花《3》

信濃大町駅の駅そばはうまいと、地元の人が言う。なので食べてみようと行ってみた。
朝7時15分。店のおばちゃんは「本当は7時半からなんだけど」と言いつつも、券売機の電源を入れてくれた。
メニューを見ると見覚えのある品揃え。松本駅、茅野駅、塩尻駅、篠ノ井駅、上田駅、と同じである。店の名前はそれぞれちがうがチェーン店と推察される。
それは良いとして「かけそば」である。
トッピングはネギのみ。
ちょうどおばちゃんはネギを切っている最中で、切り立てのネギがのせられた。
ネギは白い部分と青い部分が半々の、やや細め。
そばをすすりながら、ねぎを切る音を聞いていると如何にも「切れない包丁」で切っているといった感じの音。

「この包丁切れなくて困るのよ」
と、店のおばちゃん、正面の客に話しかけた。
客の答えは
「研げばいいんじゃない？」
もっともである。