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実はこのサバフライのレシピが決まるまでには、紆余曲折がありました。
最初に考えていたのは、サバ缶カレーでしたが、「イマイチ…」な出来栄えに、挫折。
次に考えたのはタンドリーサバで、サバの切身を塩・オリーブオイル・カレー粉・ヨーグルト・ハチミツ・醤油・生姜で一晩漬け込み焼くという手間のかかる調理法の割に「イマイチ」の反響で、実施には至りませんでした。
サバの名誉に賭けて言っておきますが、「イマイチ」なのは、サバの責任ではありません。
学生時代にキャンプで食べたサバ缶カレーは疑いようもなく美味でしたし、タンドリーサバも調理法にもう一工夫が必要なのだと思います。
しかし、今回はにこにこ食堂により合う調理法を模索するべく、三度目の正直で、サバフライを試作し、ようやく「美味しい!」とのお墨付きを得るに至ったのでした。
勝どきにこにこ食堂のレシピは、基本カレーです。そこで、どんなカレーを作るか、毎月アイディアを膨らませるのが、楽しみでもあります。
サバカレーについては、魚が苦手な子どもも、夏が近づくにつれて食が細くなりがちな年配の方にも喜ばれるフライのトッピングという事で、調理法が決まった段階でひと段落しました。
ところが、フライに決まってからが、またひと騒動。
というのも、サバはフライにする前に骨取りせねばならず、しかしながら50食超を準備するには、時間が足りません。
骨取りサバを探したところ、産地もノルウェー、ベトナムなど様々。また塩あり塩なし、形状も半身、一口大カットと色々。
何種類か試してようやく骨取り塩サバの半身カットを購入し、四つ切りにしてから、小麦粉まぶし→小麦粉の水溶きにくぐらせ→パン粉をまぶし→揚げるという調理法に決まりました。
さて、このサバフライに合うカレー本体のお味は和風に。たっぷりの昆布と椎茸で、ベースの味を決め、トマトを加え、マイルドな味わいに仕上げました。
副菜は高野豆腐の煮付けです。
おかげさまで、皆さまに喜んでいただけました!
召しあがる方々の顔を、調理場からそっと伺い、胸を撫で下ろすひと時が、スタッフにとっては憩いの時間です。
さて、7月はどんなカレーが誕生しますか、どうぞお楽しみに!
#カレー
#こども食堂
#サバフライ