スイカパン！#スイカ🍉 #パン#パン作り

私が小さい時は、この時期、父の実家に遊びに行くと、祖母が井戸水で冷たく冷やしておいてくれた西瓜を縁側で一緒に食べました。足元では、弟が採ってきたカブト虫やクワガタがチョロチョロと歩き、蝉の大合唱つきです。今、思えば何とのどかな自然のコンサートホール！

そんな光景を懐かしく思い出しながら、西瓜を作ってみました。
と言ってもパンですが。
皮の緑を抹茶から、縞模様はブラックココアパウダーから色付けしてます。

ところで、西瓜の原産地は、熱帯アフリカ中部の砂漠地帯と言うのは驚きです。
なんと、3000年前のエジブトでも栽培が行われていたそうです。
日陰の涼しい場所に置いておけば保存がきくと言うことで、水分を貯蔵するため西瓜を栽培していたよう。その西瓜は、アフリカ北部、地中海へ広まって行き、交易品として利用されたり、長旅の水分補給として重宝されていき、インドから東南アジアへそして中国へ。西から広まったスイカは、「西瓜」と書くようになったようです。
しかしながら、当初の西瓜は、苦く甘いものでなく、赤くもなくラクダでさえ避けていたものでしたが、長い年月をかけているうちに、だんだん赤くなり、甘くなり、品種改良を重ねて今の日本の西瓜になったそうです。
西瓜は、英語で「watermelon」長い歴史の中で、砂漠地の水分補給のために使われていたということで納得しますが、夏に西瓜がたくさんできる！と言うのは、本当に自然の恵みですね！