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19世紀末に創設されたルモワスネ社はボーヌに本拠地を構える大手ネゴシアンです。ブルゴーニュ最大の古酒保有者ともいわれ、地下カーヴには60万本が眠っておりその状態は素晴らしく、熟成飲み頃を迎えたキュヴェをリリースします。
古酒の輸送には瓶内の澱がワインに対して大きなリスクになると考え、キュヴェによっては出荷される直前に丹念に澱を取り除き健全な状態でコルクを開けられるよう考えられています。どのワインもきれいな熟成を経ており、70年代でもまだ果実味が感じられるほどで、まさに古酒の名手といわれる生産者です。
「ルノメ(”名声”の意味)」は通常のブルゴーニュ・ルージュでは満足せず、限られた年に出来の良いブドウのみを選んでリリースされる1段階格上のブルゴーニュです。 (どの畑のブドウを使用するかはその年によって違います。)
風味は奥行きがあり、肉付きが良く厚みのあるワインです。赤系果実の豊かなアロマと滑らかな酸を感じられ、コクがあり穏やかな果実味が徐々に甘味を増してきて深い味わいを醸しだします、2006年は果実味と熟成によるブーケのバランスが素晴らしい年です。
(輸入元資料より)
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