SnapDish
2000万皿以上の料理とレシピが大集合。みんなの料理写真で、お料理がひらめく、楽しくなる
後から見たい料理写真やレシピは、で気軽にチェックでお気に入りリストに追加
ユーザーをフォローすると、フィードに新しい料理とレシピのアイディアがどんどん届く
ちょうど一年前の2021年8月21日からコロナに罹患していました。色々と記録や写真をとってあるのですが、私がこれまでに投稿していたお店や、出かけた先などにいらぬ迷惑をかけると思い一年寝かしてありました。
あれから一年が経ち、そうした風評被害も今はだいぶ軽減されたかと思い、今回徐々に自分の経験をアップしていきたいと思います。
さて写真一枚目は朝食。左からオレンジのゼリー、コーンスープ、クロワッサン。
クロワッサンは残念ながらまったく美味しくない代物だった。配給の中ではワーストの一つだろう。ふにゃふにゃでしなびた、パサパサで口の中が乾くようなパン。普段でも食べたくないのに療養中にはなおつらい。
しょうがないから、たっぷりマーマレードをつけて誤魔化して食べようと、マーマレードのフィルムを剥がしてちぎったパンをねじ込むのだが、このマーマレードが信じられないくらい固いのだ。
がちがちで、パンが跳ね返される。こんなジャムがあるだろうか。指で柔らかくしようとしてみるのだが、シリコン様の弾力もあって指も刺さらない。無理にやればぐちゃぐちゃにできるだろうが、できればそれはしたくない。
おそらく安物のマーマレードで、ペクチンの代わりに何かとんでもない凝固剤を入れてるのではないか。
それにしてもこのパサパサクロワッサンといい、ゴムのようなマーマレードといい、今日の朝食はどうなっている。救いはコーンスープで、これは美味しい。甘味がやさしく、賞味期限切れの落雁のごときクロワッサンに奪われた水分を回復してくれる。
スープを半分ほど残してもう一度クロワッサンとジャムに挑む。ジャムはゴムの頑固さでパンを跳ね返す。パンにはうっすらともマーマレードの味もつきやしない。オレンジの香りだけは漂っているのだが、それでこのパンは食べれやしない。呆れ果ててまた指で柔らかくしようと試みる。表面はツルツルで、どこか消しゴムに似た弾性。いっそグチャグチャに潰してしまおうか、どこからやるべきか。無理やり食べた砂漠のようなクロワッサンはもはや半分も残っていない。頑迷なマーマレードは、量だけはやたら多く、もともとパン3個分くらいはありそうなのに。
というところで気がつく。これはジャムではない。ゼリーだ。私は必死に、固めのゼリーにパンを突っ込もうとしていたのだ。マーマレードと思い込んで。
どうやらクロワッサン(と称するシロモノ)は菓子パン枠で、食パンなどにはついていたジャムの類はついていなかったようだ。それでこのゼリーを、私はマーマレードと思い込んだのだ。
これが私にとって、一番、自分がコロナにやられているんだなと実感したエピソードとなった。
なお、ゼリーは、ちょっと硬過ぎるし甘味も強すぎたけど、さわやかでおいしかった。
お昼。相変わらず付け合わせのような煮物がおいしい。揚げ餃子は油が回り過ぎてあんまりだが、味が濃くお米を食べるにはよい。おそらく体の大きな若い人にあわせているのだろうが、療養中の身には毎度量が多すぎて、だいぶ残してしまうことになっていた(お米)。
夕食、おひたし。水菜だろうか? 見た目より味が醤油辛い。ほかはおいしい。そぼろはもちろん、カツもよい。たくあんもうれしい。あいかわらず食べ切れはしない。
コロナの状況は
深夜0:15 しんどさに目が覚める。のどのヒリヒリが強い。うがいすると痰がからむ。
熱は37.7と控えめだが、パルスオキシメーターが95未満から上がらなくなる。
ちょうど報道で、酸素飽和度が95%より低いと急激に悪化する人が出ると繰り返し流されていた頃。
3:30にバファリンを飲む。
少し眠れたのか、次の記録は9:30になっている。
10:30 朝食。ラマンチャの騎士のごとくゼリーと格闘する。
14:30 37.9 熱は一貫して控えめになってきたのだが、酸素飽和度の数値がずっと悪い。熱の割に体調はひどく悪く、常にしんどい。気持ち悪いという状態。寝ているだけで、食事のほかはなにもできなかった。ほんとうに何もできないのだ。
楽な時間にはなにかしら作業したり、あるいはゲームや、座るのがしんどければスマホをいじるなり、しようと思っていたのだが、何もできない。スマホをいじっているだけで疲れてしまう。気持ち悪くなる。楽な時間でもそうしたことをやろうとする気力というか、精神的エネルギーが底をついていて、何もできないのだ。
早めに昼食をとって薬を飲みたいのだが、この日は家族が台所に居座っていて出ていけない。
薬の時間が大幅に遅れた。
19:30夕食後はずいぶん気分が楽になる。と思って熱を測ったら昼間より高い。38.3℃
酸素飽和度は上がったり下がったりだが、95未満になる時間は深呼吸しても容易には回復しなくなる。心拍数も120と異様に高い。
#お弁当
ゴムの様な弾力のマーマレードと思いきやゼリー😅ゼリーとしても硬すぎやしませんか?
この状態から復活して本当によかった‼️
読んで面白いと言ってもらえるのが何より嬉しいです‼️
ゼリー、お中元なんかでもらうちょっと高級そうな、日持ちのためにかなり硬めに作ってあるタイプのでした。思い返してみるとあのときけっこう朦朧としていたんだろうなぁ、と
私は幸い後遺症がほとんどなく、よく言われるブレインフォグみたいなものも体験しなかったのですが、こういう感じが長く続くのかもしれませんね😓
知り合いはブレインフォグで会社辞めてしまったよ。
あくまで仮説と実験段階の話ですが、脳に強力な磁気をあてて血流を回復させる(本来は脳梗塞の後遺症に対して適用のある治療)で回復したという事例を見ました。
仮にこの治療が有効だとして、普及にはかなりハードルが高いみたいです(装置そのものが大掛かり、高価で持っている病院が少なく、コロナ患者数に対して少な過ぎる)。
もう少し普及が容易い治療が出てくることを願います
知人は現在はだいぶ良くなったようですが、もし私がそのような事態になった時は治療してくれる病院を探してみます。
情報ありがとうございます🙋🏻♀️