スペアリブのほろほろ白ワイン煮

巷では、GW中、肉フェスなるものが開催されているらしい。その見目麗しくこんがりと焼けたお肉の断面から、華厳の滝の様に流れ出す肉汁を眺めるうちに、口の中は、ヨダレで天然の湧水地状態に。イグアスの滝の様に口から溢れ噴き出したヨダレに溺れそうになりながらも、イルカの様な泳ぎにより、間一髪で、その危機を乗り切り、GW中の悲劇とならずに済んだ。
「待ってろよ〜〜肉フェス」熱い想いは、まだ果ててはいない。己のヨダレで出来たぬかるみに足をとられながらも、一刻の猶予もなく肉フェスに馳せ参じようとしていた、その時。昼ドラでよくある様な、次から次へと現れるのっぴきならない事情により、遂にその願いが叶わない事を知る。

その絶望感に、今度はナイアガラの滝のような涙を流しつつ、現実に打ち拉がれながら、天を仰ぐこと丸2日。
「あぁどうしても肉が食べたい！！ カプッといきたい！！いや、パクッといきたい！！ 何でも良いから、食べた〜〜い！！」という想いが募り、とうとう自分で料理する事となったのだった。 #スタミナ・ボリューム #ゆっくり丁寧に楽しむ♪休日のブランチネタ #お肉