本格レシピを手軽に簡単に再現『徳島★スパイスカレー』レシピのご紹介【公式】料理研究家　指宿さゆり

『徳島★スパイスカレー』レシピ制作について。

近年、急速な勢いで人気を集めているスパイスカレー。
新店舗も全国各地で続々と増えています。
今回、徳島県産の食材などを使って徳島★スパイスカレーを作りました。

私自身、徳島県には何度も何度も訪れています。
神戸から車なら小一時間程度で、バスも通っていて、身近に訪れることが出来る場所。友人や知人もたくさんいるのが徳島県でもあります。

常日頃から愛用している食材や調味料はもちろん、
もう何十年と気に入って使っている食材も多いです。
徳島のレンコンは生産量が茨城県に次いで全国二位。
その他にも多くの魅力で溢れているのが徳島県です。

思い出深い味も色々と。
海沿いを車で走り、フラッと訪れた海鮮の食堂。
そこではとても鮮度のいい、美味しい鮮魚のお料理を堪能。
海鮮はもちろん、徳島県は鶏肉も非常に美味しく、
骨付鳥のグルメも欠かせません。
なんといっても私がずっと小さな頃から慣れ親しんだのが
『鳥刺し、鶏たたき』。鮮度のいい鶏肉が手に入ったら一度は作ってみていただきたい料理の一つです。

徳島県と言えば、徳島ラーメンをイメージされる方も多いはず。もちろん、ラーメンも有名で美味しいですし、ラーメン以外にも讃岐うどんも徳島でいただいたものは美味しい記憶があります。また、半田そうめんもいいですね。麺線が太くて食べ応えがあり、よくいただく徳島県の美味しい食材でもあります。

そして、私自身、特に料理で重宝しているのが『酢橘（すだち）』。全国シェアは徳島県がほぼ100％と言われています。
実はレモンを上回る豊富なビタミンCを含んでいて、料理はもちろん、飲み物などにも絞っていただきます。柚子とはまた違った爽やかな青みがかったフレッシュな味わい、何より香りは関西の人にはすっかり溶け込んでいます。関西ならではの、あの澄んだお出汁にも、冷やかけにも酢橘はよく合います。

うどんのトッピングには鳴門わかめ。神戸の海とつながる、鳴門の海、渦潮が育んだ風味豊かなわかめです。東日本では三陸産の海藻物が多いですが、やはり関西では鳴門わかめがやっぱり地元で愛され続け、自慢でもあります。鳴門は三陸に次ぐ、わかめの大産地でもあります。

そんな素敵な徳島の食材を使ったスパイスカレー。
徳島県産の牛肉は、徳島のミネラルを含んだ名水を飲み、豊かな平野でのびのびと育った牛です。
カレーを作る際、事前にヨーグルトに漬け込みました。
スパイスを炒めて香りを引き出します。
好みで酢橘を絞っても美味しいですね。

 料理研究家　指宿さゆり
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