今日の夕ご飯

豚バラ肉のオイスタソース炒め、野菜炒め、ヒジのサラダ、キャベツたっぷり野菜ジューススープ。

息子が帰ってくるなり「今日は最低だった」と言う。どうしたのかと聞くと、ドッチボール大会で泣いてしまったんだとか。てっきりボールに当たって痛くて泣いたのかと思ったら、負けて悔しくて、それから勝ったチームに嫌味言われて、チームみんなで泣いたんだと言う。へー、意外。

確かに息子は負けず嫌い。でも、負けるのが嫌だからとゲームに参加しないというくらい、感情を人前で出せないタイプ。それがそんなに熱くなるなんてねぇ。

今度息子の担任の先生が産休に入ることになり、先生にメッセージカードを書くことになった。「写真貼ろうか。どんなのがいい？」と聞くと「妹ちゃんと一緒に写っているのがいい。絶対そうして」と言う。妹を先生に見てほしいのだと。これまた、へー、意外。

妹をいじめたり、喧嘩したりはすることは絶対にない。でも、それほど普段から可愛がるわけでもないのに、こういうときに真っ先に妹のことが出てくる。それは、きっときっと、とても大事に思っているからなのだろうな。

息子をひどく頼りなく思う。もっとしっかりしてほしいと、つい声を荒げてしまう。でも、ちゃんと息子は成長してる。そして、とっても優しい子なんだよなぁ。わかっているようで、わかっていない。近すぎて、時々見えなくなってしまう。私が一番ちゃんと見ていないといけない存在なのに。

子どもに求めてしまうのは、たぶん、過去の私ができなかったことを息子に投影しているからなのだ、と最近つくづく思う。私は私。息子は息子。わかっているのに、いまだに惑う。私ができるのは、生きることは楽しいのだと示すことだけなのだ。そう肝に銘じる。