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名古屋の則武にある
『エリックサウス』さんへ。
出張中は一切、料理が出来ていないのと、何か食べたいなと思って、蕎麦屋を目指したのですがタイムリミット。
なのでスパイスを欲していた私たちは
ここでいいかなという感じで入店。
とても良い接客ありでしばし、エリックサウスの味を楽しみました。
ミールスカレー2種とカレープレートを注文。
合わせて5種類の食べ比べに。
◉チキンペッパーフライ
◉鰹のミーンコランブ
◉ナスのティヤール
◉マラバール風キーマ
◉エリックチキン
ターメリックライスは、普通で
バスマティの方がやっぱり食べなれておりますのでお腹に溜まりにくい。
全てのカレーを食べ比べる。
チキンペッパーフライは私は大概がビーフかラムなどで作るもの。ドライでチキンだからかたさもそんなに感じず日本人は食べやすいですね。
ミーンコランブは南インドらしい硬さとマグロではないのがらしさが出てるのかな。日本で安価で手に入る。少しタマリンドの味わいとフェンネルとトマトベースでしっかりとした黒胡椒をきかせたスパイスの鋭さが感じるもの。
ナスのティヤールを選んだのは、辛味が少し強めだから。ココナッツローストは南らしい味わいです。私からすれば辛くないですが(笑)
マバール風キーマはちょっとグレイビーさがインドらしいですよね。ゴツゴツとした粗挽き。これもトマト感が強い。
定番のエリックチキンは基本スパイスのバランスが一番馴染みやすいのではないかと。オーソドックスタイプの作り方。内容構成の一つには入れておきたいですよね。
私はパパドいらないタイプ。
その分、ラッサム、サンバルを多くいただきたい。
どれもこれも辛くない日本人向けでの仕上がりで
これで卓上の辛味になる大根のウールガイ(インドの漬物)とチリペーストがなければ完成形とは言えないレベル。
まぁ多くに受け入れられる
『インネパのイギリス経由のカレーは本場の辛さでもなく、日本人の味覚に合わせた新種のカレーでした』わけですし。
辛味スパイスを極力抑えた南インドカレーちょっと日本人よりをこの価格でいただけて
味の安定も良いので嬉しい限りです。
ひよこ豆に塩で味付けしたインドのふりかけ、あまりかけない方が美味しいけど、なかなか良い。あの味わいはあれですよね(内緒)
私もすべて作るのでよくわかりますし、もっと辛い本場のお味をもっと日本人が受け入れられれば、インネパ料理店もネパール文化を流通しやすいでしょうね。
私はダルバートももちろん作りますのでネパール料理が大好き。
南インド料理は神戸が初で広まったそうで
インダスレイといえば値上げ値上げで残念。使う素材というよりはスパイスに量と油などが結構、高くなる。
スパイスを使うので肉などは別に海外産で良いわけです。タイ産でもブラジル産でも中国産でも。野菜はその時の価格で変わりますし、豆は基本海外産で。スパイスの利点ですよね!
チェーン展開が急激に進む『エリックサウス』お安めで良いのですが、やっぱりインネパに馴染み深い日本人が多いので、本領を発揮できるのは、限られた店舗だけかもしれません。
卓上のスパイスやアチャルにしろ
やっぱり必要不可欠。
あれぞエリックサウスの匙加減の良いところ。
辛さはスリランカや南インドを母国に持つ在国外国人のお店ではバッチリ辛いさが際立ちます。私は現地の料理ならやっぱり現地の味で素材で食べたいとも思ったりするので(笑)
でもエリックサウスはチェーン店で安価で納得お得な感じでとっても良い。
私もね、バスマティの関税での価格にちょっと不満を持っていたので、コンテナ輸入などを調べましたら結構、いい感じの価格になるけれどなんて(笑)主人と話しながらの出張の合間の食べ歩き。
2部に分けて書きたいと思います。
料理研究家 指宿さゆり
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