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ポイント:カカオ85%のチョコレートを使います。
苦味の強いダークチョコレート、柑橘の香りとちょっとカラメライズした砂糖の風味、味わいがぎっしり詰まっていて、たくさんは食べられません。
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ご注意:ここからあとは「Lagniappe ラニヤップ」という不思議な言葉の語源の話で、食べ物とは関係ありません。メリアム・ウエブスター米語辞書より。
もともとはスペイン語 la napa ラ・ニャーパだったんだそうです。
「La ラ」はスペイン語やフランス語の定冠詞、「napaニャーパ」は、南米のスペイン語(ケチュア語)で「追加されたもの」という意味で。
これが米国ルイジアナに入ってきて「おまけ」という意味で使われるようになりました。
ルイジアナ州には、ニューオーリンズの住民をはじめ、クレオール、ケイジャンの人たちなどフランス語やその派生言語を日常的に使う人々が多かった。その中で、もともとスペイン系の言葉la napa が発音もスペリングもフランス語風に lagniappe ラニヤップに変わっていったのです。
マーク・トウェインによれば、買い物客がお店の人に「(買い物したんだから)ラニヤップをおくれよ」というように使ったそうです。言われると店主は、甘草の根を一切れとか安い葉巻一本、糸を一巻きとかを商品と一緒に渡していたと(Mark Twain, Life on Mississippi, 1883)。
日本語にも外来語は多いけれど、よそ様の話もおもしろいですね。
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めずらしい仏手柑を手に入れて、ベベールがオランジェットを作りました。
オランジェット作りに使った溶かしチョコレートが少し余ったというので、「ラニヤップだよ」と言って、アルモンデのチョコレートビスケットを作ってあげました。
ベベールは「わあ、ボウルをなめるより食べやすい!うれしい!」ですって。
Lagniappe ラニヤップはニューオーリンズあたりから広まった言葉で、お店なんかでもらうおまけのことです。
実は、この仏手柑も、アクシデントがあってスーパーが無料でくれたので、ぼくたちには一種のラニヤップだったんです。
どなたか、最近何かラニヤップがありましたか?
#オランジェット #フランス菓子 #仏手柑 #レモンピール #チョコレートビスケット
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