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手料理
  • 2021/01/07
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七草粥

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事情があって暫く中断していた「息子独り立ちシリーズ」。
お正月に田舎から帰って来てから、息子がお弁当以外のお食事の支度をしてくれています。お鍋で炊くご飯、いりこで出汁をとる具沢山のお味噌汁、野菜とお肉か魚のワンプレート。「将来一人暮らしが出来る様に」に本腰入れて取組むスイッチが入りました。

が、七草粥は6時半前に出勤する息子には辛いので、これは私(笑)

薬膳講座で「毎日を整え、1年を快適に暮らす知恵」としてお話ししたことがありますが、時辰(1日の2時間毎の12の時間)という自然の法則に従って生活のリズムを作る事が養生につながります。
朝6時から7時は目覚めの時間で排泄の時間。朝食は断食を終える意味で、常温以上で胃に優しいものが良く、胃を休ませ、大腸を目覚めさせる五臓の時間ですから、お粥はぴったりですね。

七草粥
小寒 芹乃栄(せりすなわちさかう)の候、今日は『人日の節供』で七草粥を食べる日。そして新年明けて初めて爪を切る日が一月七日。
七草粥を作る時、前の日の晩に七草を包丁で叩いて水に浸しておいて、七日の朝に粥に入れます。そのお粥を作る前に、七草爪と言って七草を浸した水に爪をつけて柔らかくしてから切ると一年間風邪をひかないそうですよ。
六日の夜に七草を庖丁で叩くときの唱え歌は、
大陸から渡り鳥(唐土の鳥)による疫病が入ってこないことを願った歌だとか。
「七草なずな 唐土(とうど)の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に 七草生やす ストントンストトン ストトントン… 」
「草なずな唐土のの鳥と日本の鳥と渡らぬ先に」
「唐土の鳥と日本の鳥が境の橋を渡らぬさきに七草なずなでホーホーよ」
「唐土の鳥と日本の鳥と渡らぬ先に、あわせてこわせてバッタバッタ」山梨
「七草なずな唐土の鳥と日本の鳥と渡らぬうちにすととんとんとんとん」栃木
「七草ただげ七草ただげ七草なずなとうどの鳥といなかの鳥と通らぬ先に七草ただげ」宮城
いろいろ伝承されていますね。

今朝も美味しかった!

#七草粥 #春の七草 #朝ご飯
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