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手料理
  • 2020/11/17
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からすみ日誌 5日目 塩漬けの詰め

レシピ
作り方
1
水が出ていたら捨てる。
吸水の激しい塩や色が汚い部分を捨てて、足りなくなった分の塩を足す。
2
ボラ子を塩のベッドの上に置き、いつも通り周囲を固めたら、日本酒をざっと振りかける。子の表面にさっとかかればよい。周囲の塩も濡らし、多少溶かすが気にしない。大量にする必要もない。この工程を一日で終わらせるなら、ひっくり返しておなじことを反対側にもする。二日かけるなら、反対側は翌日でよい。
塩が足らないようなら足し、ボラ子の周囲をいつも通り塩で固めてしまい、冷蔵庫へ。
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Making Karasumi: Day 5

Karasumi: Japanese Bottarga, Salt-Cured Mullet Roe

塩漬け五日目。
昨日のアクシデントのその後はどうだろうかと危惧しながら塩を掘る。卵膜は破れていない。が。

中身の卵にヒビが入っているようだ。写真ではかなり分かりにくいが。昨日の卵膜が浮いたのもこれが原因だろう。おそらく、固く締まり過ぎたところに、塩を盛る際、無理な力を加えてしまったか…

大失敗である。

が、どうせ食べるのは自分、商品として売るわけでもないと気をとりなおし、次の段階へと卵を育てることにする。

さて、これほどたまごが固くなったなら塩蔵も最終盤である。私はいつも塩蔵の最後の一日か二日、酒でわざと湿らせる。ボラ子を中心に、その周囲を固める塩にも、さっと酒を振りかける。もちろん、塩が溶けきってしまうほどの量ではないが、どうだろう、一腹あたり半カップ近く使うだろうか、たまごの表面にさっと吸わせて、周りの塩を湿らせて、一部は流れて、という程度である。これで体積の減った塩の分は当然足さねばならないのだが、こうすることで、より風味がよく、また塩の入り方が表面と芯で均一になる。気がする。

ほかにこのやり方をしている人を知らないので、効果の程は分かりません。以前ためしにやってみたらうまくいったので、以来続けています。

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