今日の夕ご飯

ミートソーススパゲティ、チキンソテー、鶏の唐揚げ、ブロッコリーのガーリックソテー、コールスロー、サラミ、モヤシとワカメのスープ。皿数は並んだが、実は手抜きの夕ご飯。残り物やら、レトルトやら。

息子が唐突に「安倍さんは嫌だ。戦争しようとしてるんでしょ」と言い出した。「正確に言えば、今すぐ戦争しようとしているわけじゃないけど、戦争できる国にしようとしているね」と答える。どこでそんなことを聞いたのかを問うても、よくわからないと言われるが、ずいぶん難しい情報も耳にして、自分なりに考えるようになったのだなぁ、と思う。

政治的な話をするのは難しい。たとえ我が子であっても、親の価値観を押しつけていいのか。むしろ親の私が正しいと思うことを話すべきなのか。できることなら、いろんな情報を与えて、その中で自分が正しいと思えることを選べるといいと思うが、そんな悠長なことを言っていていい時代なのか、とも思う。

今も世界のどこかで戦争をしている場所があることを話す。「殺されるのは嫌だし、戦争に行くのは嫌だ」と息子は言う。「どうしたら戦争しなくてすむの？」と聞かれるが、その回答は大人にもわからない。ただ、「息子くんが戦争したくないと思い続けることはとても大事なことだよ」と言う。

人が人を殺すなんて、まっぴらごめんだ。それに我が子が関わるだなんて。政治のことはよくわからない。でも、それだけは間違いなく言えること。