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The world of spices is about crossing ingredients and subtracting.

スパイス料理を外食でいただく時の基準は
やっぱり『素材』。

ダルバートにしろミールスにしろ
野菜で副菜が埋め尽くされている。これらはスパイス料理を出来る側の人たちやシェフではない外国人労働者(いわゆる日本に出稼ぎをするには特殊技能を身につけるための理由で本職ではないスタッフは五万といる)の料理スタッフでも、誰でも作れている。

なので価格的にも吟味して
やっぱり手間暇かかりそうやら
この食材は普段は食べれないなぁ
なんて考えて選ぶ。

ワクワクするような材料で
判断します。

今まではどこのお店も似たようなパッケージスタイルインネパカレー屋が多く、好きではなかった8、9年以上前もっとかな。
植物性クリームやマーガリン、味の素の嫌なエグみの味わいは流石に、私の舌には受け付けなかった。今も同様でそっちの方が、多くの日本人の舌に合うからこそ、作ってくれているのですが(苦笑) これらを打ち消すには辛味をつけなければなりません。
なので辛いものをいただきます。

あのえぐみや好きになれないインネパカレーの原因に
やっと行き着いたのが同じぐらいの8、9年以上前。

それまで無意識に避けていた
インネパカレーから色々、紐解いていった。
スリランカ南インドやパキスタンなどから、スパイスの世界を違う観点で見るようになったのです。
インネパカレーとは違うエキゾチックで複雑で深い味わいや副菜の構成バランスなど。店によって素晴らしい料理を知って。
それなりに金額も高くなるものです(笑) ですが、どっぷり浸かるスパイスの世界は、それらを如何に吸収し、自分のものとして新たに完成させるのか。研究成果が見えてきたことで新たなる
スパイスへの視点が変わり、自由自在にそれらを発揮できるようになりました。
しかしインネパカレーには親世代の女性が多く好んで訪れていらっしゃいますが、マーガリンや植物性クリームやら砂糖の甘味やらが、マストだったのでしょうね。
ネパールの方がインド料理屋を昔から多くいらっしゃるのも、知らなかったぐらいですし。
私の舌が欲求するスパイス料理は
より複雑なおかつ、素材を壊さない調味料をちゃんと使った美味しさなのです。
そして原価も納得出来るもの。
それが私の理想の形としても反映されている
今の自家製スパイス料理。

だからこそ美味しい本当のインネパカレー屋を見つけると、内緒にするほど通い続けるのです。
これ本当に私にとってマストって思えるお店だけ。

そんなお話。

たくさんの引き出しの
あるお話は
またたまに
書きたいと思います。



料理研究家 指宿さゆり

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