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『手打蕎麦 ふたば』さんへお邪魔しました。
手打ち蕎麦好きな私は、以前も名古屋で手打ち蕎麦を堪能し。。。
名古屋で最高ランクの蕎麦屋さんになられたお店。その蕎麦屋さんは私の過去のその蕎麦屋さんの口コミ評価にて有名になったとかで。そちらの蕎麦屋さんのお客さんが、私の元へメッセージをくださったぐらい店主さんがもう一度お会いしたいと言ってくださっておりました。嬉しいことです。
そんな蕎麦繋がりもあるので
改めて新規開拓すべきと行ってまいりました出張の合間に。
こちらのふたばさんへ。
価格とメニューと麺線をしっかりとリサーチした後に、行ってまいりました。
さてこちらは小上がり二卓に
テーブル席が4卓。
パーテーションもしており、昔ながらのお店で古い良い雰囲気を感じます。
馴染みのお客も多いのでしょう。ゆったりとした接客。
口コミを見てくる若者カップルもいたり、ご夫婦や家族連れ。
客層的に年代の幅が広い。
オーダーを聞いていると、やっぱり天ぷらものが入ったものを注文する客が多く、お安めの価格設定との良心的なお店側のあり方を感じます。
蕎麦を啜る会話の少ないご高齢者のお二人は、お蕎麦が好きと分かります。
そして平日の昼ではございますが、
昼からビールを楽しみつつ、だし巻き玉子に天ぷらとビールを飲んでらっしゃるご家族の方のお父さんでしょうか?
『蕎麦は〜うんちくかんぬん』
(苦笑)公爵を垂れるどころか大きな声で持ってらっしゃる蕎麦知識をふんだんに大声で喋ってらっしゃる自称蕎麦好きなお父さんには参りました(苦笑)
蕎麦好き経験で言えるのであれば、天ぷらを食べると蕎麦の繊細な風味や味は分かりませんし、蕎麦のうんちくは山ほどございますし、諸説をどこかの本かテレビやネット情報で鵜呑みにしたような能書きは
『蕎麦好きとして恥となります。』
蕎麦好きとしてはしっぽりと堪能する方も多いのですから。
蕎麦知識の公爵には驚きましたし、お店でまずマナーがなっておりません。
私は一人黙々と蕎麦好きとして蕎麦を集中していただきます。
名古屋にもいくつもの手打ち蕎麦屋も増えましたので、一度切りになるかもしれないこちらの蕎麦屋さんだからかもなので。。。。
ビールとアテを楽しまれるのも
良いですが、他の客へのマナーが悪すぎて驚きました。
私は蕎麦のみを堪能する人間であり、手打ち蕎麦を理解して言葉にして評価する人間ですので、うんちくは二の次。
しっかりと味わっておりました。
おかわり蕎麦をいただき、お腹も膨らんで入るけれど
この後も食べ歩きがあるので
二八の後は十割をそして消化のためとあの辛味がまた生山葵とは違う美味しさがございます。
蕎麦湯と割った時、とても良い薬味となりますしね。蕎麦好きの方は上手に調整していただけるものです。
下手な蕎麦好きは辛いだけと言います(苦笑)
食べ方が悪いのです。
そして二八を食べ終え、十割追加に辛味おろしを追加で。
その時、失礼なその公爵タレのおお父さんは
私に聞こえる音量と店内に響く音量で
『辛味おろしなんて美味しくないただ辛いだけで蕎麦の味はしない』などと
アホなことをおっしゃっております。
私からすれば、天ぷら食べた後にすぐに蕎麦を食べる方が油で舌が濁りますし、蕎麦の繊細な味わいは天ぷらを好むようで有ればまず分かりにくい。
なので私は一切、天ぷらなどはいただきません。
お陰でその家族がお会計をされた時
おかみさんは『ありがとうございました』とだけで
私の時のお会計時は
『本当の蕎麦好きですね!』と
お声をかけてくださいました。
蕎麦好きの公爵は私も大の蕎麦好きですが、まず公爵は垂れません。
蕎麦好きは黙って蕎麦を手繰り寄せ、ほのかな蕎麦の香りや味わいを舌で確かめるのです。
ってなお話。
名古屋にも美味しい蕎麦屋は増えました。
ですが、やっぱり蕎麦好きたるもの、マナーが必要と思えて仕方がありません。
多くの料理を知っているからこそ私はこう言えるのです。
けれど美味しいこちらのお店。
また改めて、味への評価は書かせていただきますので
ぜひご参考にしてくださいね。
料理研究家 指宿さゆり
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