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手料理
  • 2015/07/28
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鴨が葱巻いてやってきた

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これは下仁田ネギ。ポワロが手に入ればソースを考えたり。傍らではコンフィーがコトコト。熱帯の熱帯夜。
和ぴょんさん こんばんば^^コメントありがとうございます。

この世からネギ系列の野菜が無くなったとしたら・・・。全料理の3割を超えて作れなくなるものが出てくるのではないでしょうか?例えばナスは油と相性が良いですよね。ですから脂質を持つ素材と合わせると美味しくなる。けれどもその相手に対しての影響力はさほど無いじゃないですか?そこに於いてネギは少しばかり力があって、鴨の脂を抱き込んで旨くなり、且つ鴨香りも引き立たせる。偉い野菜ですよね^^

野菜の出汁は、かのポール・ボキューズ氏がヌーベルキュイジーヌなるものを確立したあたりから和洋共に軽い仕上げが流行り始めて、それまでの濃厚な出汁汁から野菜だけのブイヨンでソースを仕上げたり、魚介を野菜のピュレをソースとしたり。ちなみに、僕が以前にアップした「野菜の力」という椀も同じコンセプトです。

ただ、とても逆説的ではありますが僕は化学調味料も否定しません。例えば東京の下町にある大衆酒場の「もつ煮」を再現するには絶対に欠かせないものだし、そういう味を求める方もまだまだ多いということ。野球選手が3割撃てればトップクラスなのと同じで、僕らは3割の方に「うまい」と言わせ続けなければならないと思うのです。

あ、またやっちゃったですね。料理のこととなると^^;長文失礼しました。
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