ホタテのものがよかったため味付けをごく軽くしていますが、物足りない場合は醤油を増やしてください。甘味をつけるなら一度火を入れた方がよいです。
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生きた殻つきホタテが安かったので清蒸にした。天然物でなかなか大きい。ひとつの殻には、大きな消しゴムほどの、黒ずんだイソギンチャクがへばりついていた。ホタテは指を挟むほど元気だが、イソギンチャクは反応がない。死んでいたのかもしれない。
以前カニとマッシュルームの春巻きを投稿したとき(2021/03/06)にも言及したが、昔ストーリー京都というヌーベルシノワのお店でいただいた料理を自分なりに再現してみたものである。
とはいえものがシンプルなので、誰が作ってもレシピにそこまで大きな差はでないかと思う。
ホタテにはウロという部位がある。丸く、コインほどの大きさで墨色をしている。これはサザエなどでいうキモ(中腸腺)にあたる。
このウロに、育った水域によって貝毒(プランクトン由来の毒)を蓄えてしまうことがあり、これは加熱しても消えないので捨てる方が安全ということになっている。また、重金属の蓄積を気にする人もいるようだ。
一方で、ほとんどの場合は問題になるほどの毒性を持っていないという意見もある。
私はじつはだいたいにおいて、外さずに食べてしまっている。今のところ、とくに当たったこともない。もっとも緩慢に毒を取り入れているのだとしたら、今後は分からない。
このウロだが、味でいうとサザエの肝ほどは鮮烈でなく、苦味が中心で少しまったり感のある味。しばしば砂が何か、固い粒が触る。アクセントにはなるがわざわざ好んで食べるほどかというと正直そこまでするものでもない、とも思う。アワビやサザエほどではない。
今回はホタテの身の甘味を基調にしたかったため、味の邪魔にならぬようウロを外した。指で簡単に取り除くことができる。一部が垂れたり残ることがあるので、水洗いした。
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