鶏の花山椒鍋 #登志子のキッチン

うちには、すごい土鍋があるんですよ　　　福森雅武さん作　通称「土楽の黒鍋」です。10年ぐらい前に，清水の舞台から飛びおりて買いました！（飛びおりたせいで・・・・・当時、家計が骨折しました）この土鍋がすごいんですわ！元々は、高温で仕上げる｢スッポン鍋｣だったらしいです。それで耐火度が高く、土鍋なのに｢空焼き」できるんです。だから、ステーキとかとっても上手に焼けるんです。もちろん、ごはんも、煮物も！どんな食材も美味しくなる魔法の土鍋です！この土鍋を買った同じ頃、コレも買いました！　　　福森さんが，ご自身のお作を使って作ってらっしゃるお料理がいっぱい載っています。わたしは、この本の・・・・・たぶん半分以上作ってみました。ベストを挙げるとすれば「鶏の花山椒鍋」です。（福森さんは「かしわの花山椒鍋」と呼んではりますけど・・・・）1年のうちに、ほんの数日だけ山椒が花をつけます。そのいっときに，山椒の花を摘みます。鶏のお鍋に、ばさぁ～～～～っと入れるんですよ。正真正銘｢贅沢」なお鍋です。山椒の花時にめぐりあわなければ食べることができないんですからね。うちの庭にも、数本山椒を植えています。ここ数日でびっくりするほど大きくなって花芽もついてきました。　　　　　　「ごめんね！ごめんね！」と言いながら・・・摘んでしまいました。　　　土楽の黒鍋で鶏肉を煮ます。（短時間で，ウソのようにやわらかく煮えるんですよ）そこに、この花山椒をど～～んと加えます。　　　　　　このさわやかな美味しさは・・・・・・説明できません。極上の美味でございます一通りお肉を食べたら、お蕎麦を入れます。今日は、北海道の10割蕎麦。　　　　　　う～～～む　美味でございまする順番が逆になりました。bossが，山菜を持ってきてくれました。　　　コレを使って、前菜としました。　　　手前から、こごみの酢味噌がけ。葉わさびのおひたし。たらの芽の黒胡麻和え。あとは、みぞれ和え（大根おろし、いくら、木の芽）　　　ばい貝の煎り酒和え　　　鹿児島の新ごぼうと新潟の雪下にんじんの味噌漬け　　　the「酒飲みのための前菜」　　 　　　　食卓