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うずらの揚げ物は鶏と同じですが、ずっと小さいので骨も細く、肉も繊細な感じでなんともおいしいです。より野生の鳥らしい風味がするという人も。写真は丸鳥二羽です。二羽行けることもありますが、この日は一羽と付け合わせを半分ずつ持ち帰りにしました。
衣は各レストランが独自の工夫を凝らす部分でもあるんですが、これは南部でよく使うバターミルク入りでした。
南部料理定番の付け合わせリストからふたつ選べました。それがうずらの下に敷いてあります。
(1)葉物の煮物。この植物はカラード・グリーンズという種類ですが、大根や蕪の葉っぱのようなものです。ただもっと硬いので、豚系の出汁で2時間ぐらい煮ます。
(2)ダーティー・ライス。なぜこんなかわいそうな名前がついているかというと、野菜と一緒に肉(挽き肉やソーセージや内臓やなんか)を炊き込んだピラフなので、ちょっとまずそうな茶色で出てくるからです。でも、とってもおいしいです。
なお、ダーティーライスはサウスカロライナの食べ物ではありません。もともとルイジアナの田舎で食べられていたものが、ニューオーリンズなど都市部へ、そして南部諸州に広まったといいます。
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近所のGlass Onionというおいしい料理屋さんでうずらの揚げ物を食べました。
南部では揚げ物がとても上手なレストランが多く、ご近所には、一度も揚げ物をしたことがないという人もいます。
なぜなら、揚げ物は作るのも片付けるのが大変だし、プロが作ったのをいただく方がよほど理にかなっている、って。
そうかもしれないといつも思います。外はカリッと軽く香ばしく、中はしっとり、というのは万国共通ですね。
#アメリカ料理 #米国南部料理 #うずら #カラード・グリーンズ #ダーティー・ライス
揚げ物とか、お寿司とか、小さな「外注」ができるところは賢く使いたいですよね。
私が若い頃は唐揚げ屋さんや持ち帰りできるような天ぷら屋さんがなくて、母はいつも家で揚げ物をしてくれたので台所はぎとぎとだったと思います。私が料理も掃除も手伝わなかったからですが、おはずかしい。
昔ニューオーリンズに家族経営の小さな古い食堂がありました。揚げ物が美味しいところで、でも壁からカウンター、テーブルに至るまでなんとなくべとべとしていたんです。ベオちゃんのお父さんはよくそこへ行って、このべとべとがうまみなんだよ。うまいキッチンの証拠だ、と言っていたそうです。だから気にしないの:)