うんみゃ～ぜ♪御厨蕎麦(郷土料理)

方言丸出しですみません。
普段はこんな言い方はしていませんが、戦前には使われていた言葉のようです。
私の住んでいる地域は昔から「みくりや(御厨)」と呼ばれています。
歴史をちょっと紐解いてみます。
中世の日本には皇室や伊勢神宮等の有力な神社は日本各所に荘園を所有し神社や皇室に献上する米を生産していたそうです。くりや(厨)は台所を意味しますが、伊勢神宮の神主大中臣氏を給主とした荘園があったことから御厨と呼ばれるようになったとのことです。

御厨地方に伝わる伝統料理で、大晦日やお正月、お祝いやお日待ち(神社のお祀り)等、人が集まる時のご馳走の最後に締めの1品として振る舞われるものです。
具材は鶏肉,椎茸,人参を使用し甘めの汁で煮込みます。
大きめの器にたっぷりよそり麺,つゆ,具を一緒にすすります。
私の実家は鶏ガラで出汁をとるので、鶏ガラスープのレシピを記載します。
蕎麦つゆは万能つゆを加えただけです。
万能つゆは2014.07.16の投稿です。

この鶏ガラスープは鍋やラーメンのスープとしても使えます。
日持ちしないので量が多い場合は冷めてから冷凍保存すると良いです。 #おもてなし #麺類#万能つゆ