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手料理
  • 2015/10/17
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黄檗宗料理研究会へ行ってきました! #登志子のキッチン

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黄檗宗料理研究会へ行ってきました!   黄檗宗は、中国の隠元禅師によって伝えられた禅宗の一派です。宇治市の萬福寺が本山です。インゲン豆やスイカ、寒天などの名付け親なんですよ。「普茶料理」(中国式の精進料理)が有名です。「懐石秘密箱」で教えてくださっている富山「万惣」中尾先生の主催でした。富山県南砺の「樫亭」さんへ伺いました。お庭が本当にきれいです。   秋咲きのギボウシが美しい   初めに、極上の「栗きんとん」いただきました。   これにあわせて、極上の台湾ウーロン茶「東方美人」の水出しが出てきましたこの後、先生の講義「黄檗宗の食事作法」を聞いて・・・・・難しい実食修行僧の料理をいただきました。黄檗宗のお料理の作法は、永平寺さんほど決め決めではない、かなり自由な感じでした。    中国式なので、椅子とテーブルなんですよ。お料理はと言いますと・・・・   ごはん、みそ汁、たくあん、野菜の油炒めこれだけ禅宗の修行僧でございますからね。このごはんの中から、少しのお米をとりわけます。   小鳥たちへ分け与える分です。(お庭に置くんですよ。)「ご馳走」という言葉の、本当の意味を改めて思いました。食材を走り回って集めてきて、それを無駄なくお料理して、感謝していただく。食材の命、この食事ができるまでにかけられた多くの労苦に思いをはせる。また、自分の行いがこの食事をいただくに値しているかを思い反省する。丁寧にいただくことによってただ空腹を満たすだけの食事ではないことを思う。この後、お茶室へ移って「煎茶」をいただきました。   二煎目までいただいてから、後段(無礼講)となります。普茶料理です。   美しい   懐石料理人 中尾先生の点心です。   干しずいきの胡桃和え、だし巻き卵、小芋の白煮、青菜の白ごまあえ、かぼちゃ、鮭の西京焼き、枝豆松葉刺し、のし海老、菊花かぶ、茗荷ずしお椀が「稲もみ」の柄でした。        千切りれんこんのお吸い物を食べ終わるとお椀の底に「一粒万倍」の文字がありました。   お米一粒を植えて大切に育てると、万倍の収穫があるという意味です。今日は、富山の最勝寺さんのご住職もご一緒でした。   味のある深いお話を聞かせてくださいました。学びの一日でございました。それで、先生の味を忘れないうちに「おさらいをしよう」と大それたことを考えました。身の程知らず・・・・とは、わたしのことでしたどれもどれも、とんでもなく手間がかかるのですなんとか、先生のまねっこをしようとがんばりましたよ。   まねっこの食卓   天下の懐石料理人にひれ伏した夜でございました
登志子さん、初めまして! いきなりですがフォローさせてくださいませ。

萬福寺、大好きなお寺のひとつです。お昼に予約なしで頂ける簡単な精進弁当を頂いたことがあります。
黄檗宗の精進料理は油を上手に使った、精進料理ながらも食べ応えのあるお料理が多かったかと記憶しています。
私は関東に住んでいるのでとても無理ですが、萬福寺のお料理教室に参加できるなんてとっても羨ましいです。
器も盛り付けもとっても素敵ですね! こんなお料理、憧れます〜😊
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