材料は3つだけ《里芋と葱の炒めもの》

家族でたまに訪れる中華料理のお店に
『里芋と葱の炒めもの』があります。
はじめて注文したときはその見た目に驚かされました。
（炒め物…というよりは煮物？しかも煮くずれてない？）
少しがっかりしながら口に入れると、その思いは一瞬にして吹き飛びました。
（美味しい！）
芳ばしい葱の香りとスープをたっぷり吸った里芋が、ねっとりと固形の里芋に絡みつく。
なるほど、煮くずれさせていたのには理由があったのです。
以来必ず注文するようになったのですが、次第に
（これ、作れるかもしれない…）
という気持ちがムクムク…と。

以下がポイントです。
少し手間がかかりますが、難しくはありません。
＊里芋は蒸す
里芋は買ってきてすぐに蒸して皮を剥くところまで下拵えしておくと楽です。
冷蔵庫で数日は日持ちしますし。
茹でるよりねっとり感が増します。
＊土鍋で煮込む
はじめは中華鍋でそのまま煮込んでいたのですが、スープの蒸発が早く煮くずれるまでに至らず。そこで、土鍋を使うとうまくいきました。
＊チキンスープ
私はコストコのチキンから取った濃厚スープを使いましたが、普通のスープだと若干物足りないかもしれません。その場合はバター少々で補って下さい。