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手料理
  • 2014/07/09
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鱸の3年魚 マダカの塩焼き

レシピ
作り方
1
◼︎切り身の塩焼き

魚を3枚におろして切り身にしたら、抜き板に並べ尺塩をします。

斜めに立て掛けて15〜20分。水分を抜くと同時に下味を付けます。

サッと水洗いし、手早く、タオルで水気を抑えて取り、再度、全体に尺塩します。

ヒレが有る部位は、化粧塩をして焼きます。
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一手間でふっくらと焼きます。この一手間のおかげで、暇な漁師と水先案内人の襲撃を受け、日曜は昼からうちで酒盛りです。苦笑

下は、酒盛りの差し入れ。。3kg超えのこの時期不人気の真鯛、巨大なアカニシ貝、アカシャエビ。。

半分以上が嫌がらせですね。苦笑
伊勢湾、遠州灘の真鯛は産卵後で痩せているので、漁師や水産関係者は猫も跨ぐと言って食べません。

この大きさなら、塩焼きにすれば、それなりに美味いのですが、マダカに比べたら落ちますからね。

でも、獲れば売れるので一生懸命に獲っています。。苦笑
伊勢湾の真鯛が一番美味しいのは、紅葉鯛と言って、10月末11月頭の紅葉の季節、エサをモリモリと食べて、輝く様な赤色になった真鯛です。

桜鯛は真子に栄養とられて、これも、大して美味く無いのですが、漁獲の旬なので、桜の季節にあやかり、販売するために持ち上げるだけです。笑
俗に言う、魚の旬には味の旬と漁獲の旬が有り、抱卵すると沿岸部に魚が近付くので漁獲高が上がります。

もちろん、個体差が有るので一概に言えないことも有りますが、真子や白子があまりにも成長すると栄養を取られて身が美味くなくなります。
そんなことも考えながら魚もみて行くと面白いです。
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