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では更新が遅くなりましたが、続きを聞いて下さい。
息子にとってもう一つ大変だったのが、生活の場として過ごす学童保育でした。
横浜市は公立学童が無く、保護者運営の学童に補助金を出すという仕組みです。保護者から保育費を集め、学校外の場所を借りて家賃を払い、指導員の給与を払い、申請書類を作るのです。
入学時の指導員は、息子を不思議ちゃんと呼び、他の児童にも心無い対応をする事があり、保護者は皆不満に思っていました。
息子のために、もう一人指導員を増やしてほしい。私は息子の障害児申請をしました。
幸い障害認定はゆるく、診断書などは不要、小学校長の認定印さえあればよし。
前の校長は高齢で、発達障害への理解は乏しく興味も無さげでしたが、長男時代からのつきあいで私と仲良く、「これで障害児加算が受けられるんだね」と捺印してくれました。
それは、学校でも息子の特性を認識しているということで、少しだけ親としては傷ついたりもしました。
小2の時に、私が学童の会長となり、まず指導員をクビにして新しい指導員を探して雇い入れました。
本当に困難の連続でしたが、下のお子さんがグレー児のママとタグを組み、大幅な改革を行いました。
「普通の人ができる事が苦手で、普通の人ができない事をやってのける」
が特性ある人間の特徴なんですね(笑)
パートやバイト学生も含め、全指導員に障害児対応研修を受けさせ、子ども達の生活のしやすい保育に変えました。
ルールはわかりやすく視覚化する、
ちゃんと、きちんと等の表現でなく、具体的にいつまでに何をどうすると表現する。
見通しが立てられるよう予定を伝える、
そんな日常生活の工夫は、息子のためだけでなく、他のお子さんのためにもなりました。
多くの子どもと接する中で私にもグレーのお子さんが見えるようになってきたけれど、子どもの育てにくさを認められる親は多くはないようです。
相談に行ってはどうかと勧めても
「うちは大丈夫」「うちの子がおかしいって言うの?」
と抵抗される方が多く、難しさを感じました。
息子は学童の集団生活を楽しむことはなかなかできませんでしたが、そこで将棋を覚え、将棋教室に通うようになり、生涯の趣味を持つことができたのは大きかったです
#お子様 #たまご