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「ロンドンでは誰しもが、ビールにナツメッグを振って飲んでいる。」
『カンタベリー物語』The Canterbury Tales
ジェフリー・チョーサー著 14世紀末 より。

まぁ誰しもがというのは大袈裟なほら話で、貴族や上流階級人に限った飲み方だろう。この時代、オプションのナツメグ1振りの価格は、ビール1パイントよりも遥かに高かったはず。それでもオーダーしたのは、ステータス&おそらくナツメグ成分がアルコールに溶出して、脳内麻薬エンドルフィンがふぁー出るため?

ちなみに14世紀イングランドにはまだ上面発酵(エール)しかビールはないし、パブもない。ドイツで主流だった原料のホップも普及していないので、現代のビールとは別物。

私は黒胡椒も振るのが好き。スタウト黒ビールは、ロースト感や苦味の余韻があるので、スパイスに負けずに相乗効果を生む。

現代のアイルランドやイングランドのパブでも、肉をギネス黒ビール、ローレル、クローブ、ナツメグで煮込んだ定番メニューがあるが、18世紀ギネスの創業以前からあったレシピと思われる。

#ナツメグビール #カクテル #歴史メシ #歴メシ #歴史のレシピ #小説レシピ
KinaLABO様(*´▽`)
お疲れ様です。
ナツメグトリップ、知る好じ家に話がでた手段でしたね。
遣り過ぎりやと体調不良が出るやつ。🤣
※所謂、悪酔い症候群。
しかも、
トリップ域と悪酔い域が重なってると言う。(大草原)
英国のビールはアイルランドのギネスを代表する焙煎の強いスタウトが好まれますよね。ドイツ流のピルスナーのようにホップの香りをあまり重視しない味わいだと思います。ナツメグを振り掛けるとホップの持つ風味を殺してしまうのですが、ナツメグはスタウトの独特の苦味をマイルドにして飲みやすくしてくれるかもしれませんね。いずれにしても好き嫌いのわかれる飲み方だと思います。ただしドイツのピルスナーやベルギーの香りにこだわるビールにスパイスを振りかけるのは禁じ手の飲み方でしょう。
KimaLABO から タヌキ
わたしは小さじ1/2でふわっときます。そのくらいだと温まるしお腹の調子もよくなりますね。小さじ1だと心臓バクバク。超えるとヤバい意味でヤバいですね。
タヌキ から KimaLABO
(・∀・)‼️
お気をつけて。🤣
KimaLABO から Saudade
この時代はドイツが50年は醸造技術が進んでいたようですね。
今から25年前、日本はラガーばっかりだった頃、このヘンテコな飲み方、わたし周辺で流行りました笑。強者はタバスコ入れたり笑。
今は美味しいフレーバードのクラフトがたくさんあるので全く不要ですね。
ナツメグやシナモンは、安ダークラムに入れるのが好きでした。
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