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手料理
  • 2022/10/11
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豆と穀物と野菜のゴチャ混ぜサラダ

レシピ
材料・調味料
バックフイート(ロシア産ソバ)
白キヌア(ペルー産)
レッドキドニー(北海道産金時豆)
アズキ(北海道産小豆)
ムング(中国内モンゴル産緑豆)
ガーバンゾー(アメリカ産ひよこ豆)
レッドレンティル(トルコ産赤レンズ豆)
ブラウンレンティル(米国産レンズ豆)
キャベツ
レタス
ニンジン
コリアンダーリーブ(パクチー香菜)
作り方
1
下ごしらえ
全ての穀物と豆は事前に水で洗っておいてください。
一番煮えにくい豆から順番に水に浸してください。
目安はガーバンゾー(約6時間)、レッドキドニー(約2時間)、ブラウン・レンティル(約1時間)
それ以外の豆と穀物は水浸しの必要はありません。
2
白キヌア、レッド・キドニー、アズキ、ムング、はアクが出るので一煮立ち沸騰後、一度お湯を捨てて水で洗ってください。その後再び水で火にかけて柔らかくなるまで煮るのがコツです。バックフイート、白キヌア、ガーバンゾー、レッド・レンティル、ブラウンレンティルも柔らかくなるまでしっかり茹でてください。
3
全て煮立ったら水分を切って粗熱をとり、好みの野菜に混ぜ込むだけです。私はキャベツ、レタス、コリアンダー(パクチー)、ニンジン、を使用しました。季節の野菜やクレソン(オランダガラシ)を刻んで混ぜ込んでも美味しいと思います。先ずは好みで自由です。
4
注意事項!
お豆さんにはレクチンと言う毒素があるのでしっかり煮て無毒化してください。又、白キヌアにも溶血性毒(サポニン)が含まれているので沸騰したらしっかり洗ってください。
ポイント

畑のサラダなので好きな豆や穀物、野菜を好きなだけ盛っちゃってください。勿論トッピングやドレッシングも好みです。因みに私は刻みチェダーチーズとツナ缶、胡麻ドレをかけるのが好きですが、今回はチョレギサラダ・ドレッシングで食べました。

みんなの投稿 (2)
#Salad #Healthy #Organic #Vegan #Vegetarian #Vegetable
昔テレビのコマーシャル(確かフジっ子のお豆さん?)でダイズを“畑のお肉”とか言うキャッチコピーががあった気がするします。本当に今思うと穀物や豆類(通常“種”と呼ばれるもの)は物凄いパワーを持っていますよね。どこの国でも食糧として文明の始まりから人類の糧として食べ続けられてきたみたいです。
バックフイート(ソバ)とムング(緑豆)は東アジアから北インドが原産です。ブータンでは古くからソバ粥が主食のようですよ。日本人はそば粉を麺(蕎麦切り)にして食べますよね。但し日本のソバの90%はロシア産。現在ロシアは敵国として日本への資源や穀物の輸出制限が課されています。これからは国内の在庫がなくなり次第お蕎麦も食べられなくなるかも。
アズキは意外と日本では太古から食べられていたお豆さんのようです。ご飯と一緒に茹でて”小豆粥“と言うのも昔から食べられていて、その発展型が”赤飯“になったようです。でもやっぱり日本人はお善哉や最中の甘〜い餡子ですよね。ガーバンゾー、レッド・レンティル、ブラウン・レンティルはメソポタミア(イラク)からエジプトにかけての肥沃な三日月地域が原産です。古代バビロニアのカルデア人の時代から食べられていたようで、旧約聖書の創世記にもレンティル(レンズマメ)の話しが出てきます。狩に失敗して飢えた兄エサウが、レンズマメでスープを作っていた弟ヤコブに食べさせてもらう引き換え条件で長男の権利をエサウがヤコブに譲ったのです。そして弟ヤコブは神様に祝福を受けてその後名前を“イスラエル”と改名、現在のユダヤ人の先祖になったと言うお話しです。又、ガーバンゾーは日本語でチャナ豆、ひよこ豆とも言いますが、別名“エジプト豆”とも言います。最後に白キヌアは過酷なアンデスの高地で古代インカの人々が食べてきた穀物です。日本にも昔からあったアワと近似種の穀物です。栄養価が高くグルテンを含まないので米国NASAは宇宙食として採用しています。日本には1990年、第91代ペルー大統領に就任した日系の農業学者アルベルト・フジモリ(藤森謙也)氏によって紹介され、輸入されるようになりました。
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