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白菜が余っていたので鍋を、と思ったのだが、生鮮をひとめぐりしてもこれというものが見つからなかった。浅漬けにするかベーコンと炊くかくらいに思いつつ鮮魚を通り過ぎようとしたところ、鯛の頭に混じってひとパックだけ、ハタの頭。
パックには「マハタ(三重県産、養殖)」とある。あらとはいえ、左右に割った頭二つにカマ、中骨、あとなんやらごちゃごちゃした身が入って498円。マハタ。ほんまかいな? と思いつつ、何の魚にせよ水だきなら美味しそうよねと拾う。
思った通り美味しい。以前、別のスーパーで「ハタマス」表記のあらを買ったことがあるが、似てるけど風味が少し違う気もする。ぷりぷりの皮にくちびる。ほほはお肉がジューシーで応えられない。ポン酢を少し取って、汁で薄めず、刺身に醤油をつけるように少しだけつけていただく。風味を吸った白菜がもう。
日本酒が欲しくなる味だが、残念ながら翌日の予定が許してくれなかった。ちびちびとビールを舐めながらいただく。
魚のあら。肉の内臓もそうだが、どうも正肉よりこちらの方が自分は好きなようだ。アンコウなんかも白身より、ごちゃごちゃしたのが多いパックを狙ってしまう。もうシーズンも終わりだが、今冬はあとどれだけ鍋ができるかなぁ。
じつは頭が入るお皿で適当なのがなかったので、通常お鍋のとり皿には使わないようなものに入れています。あとウロコの処理をきちんとしておかなかったのが反省点ですね。
#晩ご飯 #水炊き #鍋料理 #魚料理 #マハタ #和食