焼き立てはソフトですが、しっかり乾かすとかりかりのクランチーなクッキーになります。かりかりを保つために、冷蔵庫保存がおすすめ。ゴールデンシロップはホットケーキ用のメープルシロップ擬きでも代用可能です。
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Anzac Biscuits
アンザックビスケット - wish for peace
本日、4月25日はアンザックデーで祝日のオーストラリア。平和を願って、今年もアンザックビスケットを焼きました。
アンザックデー、アンザックビスケットの歴史については後述しますが、端的にいうと、アンザックデーとは第一次世界大戦を始め、その後の戦争で命を失った人々を弔う日。オーストラリア全土で「サービス」と呼ばれる慰霊祭が各地域で朝早くから行われます。
生まれてこの方、今年ほど戦争の脅威、愚かさ、理不尽さを感じた年はなく、アンザックデーの意味も真に迫る2022年4月25日。募金と祈ることしか出来ませんが、改めてウクライナへ思いを馳せました。
さて、折角の機会なのでアンザックデーに纏わるオーストラリアの歴史を少しご紹介しておきます。
第一次世界大戦、オーストラリアとニュージーランドは英連邦(コモンウェルス)の一員として、オーストラリア・ニュージーランド軍団(Australian and New Zealand Army Corps)を編成しました。この頭文字を取って、編成軍はANZACと呼ばれることに。
そしてアンザックデーである4月25日は、ANZACを含むイギリス・フランスの連合軍がトルコのガリポリ半島へ進軍した日となります。
ところがガリポリ半島への上陸作戦は失敗に終わり、3万3千人以上の戦死者(うち、約4分の1がオーストラリア兵)を出してしまったのです。
この上陸作戦で命を落としたオーストラリアの兵士達の霊を弔う日として制定されたのが、アンザックデー。今では第1次世界大戦だけではなく、第2次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争に参戦した戦没者の方への慰霊も行う日となりました。
アンザックビスケットは、第一次世界大戦時、オージーのお母さん達が戦地に向かう息子に持たせたビスケット。 栄養たっぷりのオーツがザクザクと入ったビスケットで、このビスケットには平和を願う母の気持ちが込められているのです。
今年作ったオーストラリアの料理家のDonna Hayのレシピが秀逸だったので、日本で手に入りやすい材料に少し変えつつ、こちらにも訳しておきますね😊
#クッキー #オーストラリア料理