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  • 2015/10/19
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【圧力鍋】色と香りがいい「すっきりみかんジャム」

レシピ
材料・調味料
みかん(皮を剥いた重さ)
2000g
グラニュー糖
650g
レモン果汁
120ml
クエン酸
3g
50ml
作り方
1
みかんの皮を剥いて、横半部に切り種を除く。(実家のみかんは、少し種があるので行いました)
2
圧力鍋にみかん・グラニュー糖・レモン汁・クエン酸水を入れて加熱する。圧力がかかったら3分弱火で加熱し火を止め、自然放置する。
3
ミキサーなどで撹拌して、トロトロにする(すぐなります)。
4
アクをとりながら、中火強くらいで加熱し、好みのとろみまで煮詰める。(焦がさないよう注意)
5
殺菌した熱いジャム瓶に、熱いジャムを入れる。
6
蓋を軽くしめ、蒸気の上がった蒸し器に入れて10~15分加熱し脱気殺菌する。
7
蓋をきつく締め、30分くらい倒立冷却する。流水につけてジャムの温度を下げたり、瓶の外側についた汚れを洗う。水気を拭く。
8
ラベル(ジャム名・材料・製造年月日など)を貼り、冷暗所に保存する。
みんなの投稿 (1)
~ みかんの色や香りが楽しめる「すっきりしたみかんジャム」作り ~


実家からもらってきたみかんで、みかんジャム作り(大量生産)を続けています。
私なりに美味しいと思うポイントの覚書です。


① 砂糖は、グラニュー糖を使う。
みかんの香りと味を生かすため、グラニュー糖がベスト。なければ上白糖。香りやくせのある三温糖や黒砂糖などの砂糖はさけた方がいい。


② レモン果汁やクエン酸を添加してpHを下げ、ゼリー化させる。
みかんは、時期によって甘くなり食べやすくなります。しかし酸味がないと、ペクチンのゼリー化がしにくくなります。みかんに含まれるペクチンは、pH3.5以下にならないと良好なゼリーにはなりません。そこで、レモン果汁やクエン酸を添加することが必要です。カボス汁を加えたことがありましたが、少し和風っぽい味になります。好みですが、私はレモン汁やクエン酸の方がすっきりしているので好きです。


③ 煮詰める時は、中火強で行う
色よく、香り良く仕上げるには、強火で加熱し、一気に凝縮した方がいいそうです。鍋のふちに付いたみかんが焦げ付くと、味が変わってしまいます。焦がさないよう気を付けて、中火強くらいでアクをとりながら煮詰めるのがいいと思います。


★ジャム瓶への詰め方
ジャムが熱いうちに、熱いジャム瓶へ詰めます。低いと脱気殺菌の時間がかかるので、手早く作り、手早く瓶に詰め、殺菌するのが大事です。
ジャム瓶の口の上端から6~8mmくらいまで入れる。ジャム瓶の口の汚れは、変質やカビの原因になるので、きれいに拭くことが必要です。ジャムを作り始めてから、便利なジャム漏斗を買いました。


★脱気殺菌
脱気は、ジャムと蓋の間に残る空気、酸素を減らすために行う。加熱により、瓶の中に残った空気を膨張させ、希薄にした状態で蓋を強く閉め、減圧状態にする。(ジャムの中心温度90℃以上に加熱)


★倒立冷却
蓋を強く閉めて、30分瓶を逆さにすると、瓶の中に残っていた耐糖性の微生物も生きられません。パッキンの劣化などでジャムが出た場合は、早めに食べてしまいましょう。



#ドレッシング・たれ #くだもの