柿の白和え #ウチの柿

庭の柿と三つ葉で。柿の木を斬るというので、記念に葉っぱも一緒に。
柿釜もやってみたいけど、この柿縦長形なのでムリがあるかなと(^_^;)

いつから植わっているのかわからないけど、戦前からかも。その横の梅の木は大正時代だし。
幹に空洞が出来ていて、万が一お隣の家に倒れたら大変だからと。
ウチの庭、雪下ろしのスペース位しかなく隣が近いもんで。

ウチの町内は空襲の被害が軽かった為か、古い家が結構残っている。
隣の家の庭にも焼夷弾が落ちたのだが、幸い不発弾だったそうだ。
中越地震も鉄筋の家より、戦前に建てた木造住宅の方が被害が少なかったそうだ。
もっとも最新の鉄筋なら、また話は別だろうが。(私はその時東京に居たので聞いた話である)
そういう家には柿が植わっている事が多い。そしてみんな持て余し気味。
逆に郊外に住んでいる人が喜んで貰ってくれたりする。田んぼ潰した新興住宅地なんだろうか。

子供の頃から柿は苦手で、今でも何かと混ぜないと食べないのだが、いざ倒すとなるとちょっと寂しいもんだ。

不完全甘柿。食べてみるまで甘いか渋いか判明しない。
濃い橙色、小振り、縦長で先細りのドングリ型、ブルーム有り、種有り、ゴマ(茶色い斑点)有り。
渋が無い物は甘みが強い。濃厚で癖のある味。