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せっかく山椒オイルを仕込んだので何かに使えないかなぁ、と生鮮を見回っているとホタテに出会った。
ホタテ。もちろん醤油とわさびでもおいしいのだが、ちょっといたずらをしてみたくなる素材だ。身の甘さを楽しむなら何がよいか。単に塩。片面だけジュっと焼いて塩。それもいい。
子どもの頃はレモンバターが好きだった。今は…今は干したホタテのお粥とかが好きだが、生から離れてしまうのは今回はお預け。
せっかくなので薬味を数種類用意して変わり刺身ということにした。
まずはふつうにワサビ醤油。せっかく買ったワサビが枯れてしまう前に使わねば…とすりおろす。
それから細かく刻んだ紫蘇と塩を練ったもの。ただの塩でも十分だが、少し香りを与えてみた。
レモン塩。
それから今回の眼目、山椒オイル。下処理した山椒をオリーブオイルに漬け込んでおいたもの。
実食してみると、それぞれ良さも悪さもある。
まず定番のわさびと醤油。悪くない。おいしい。が、どこかで醤油が勝ち過ぎている気もする。ホタテの甘さを味わうには強すぎるような気がしてしまうのだ。だからこそ、今回へんな味を色々用意したのだが…
紫蘇と塩。こちらのほうが甘味ははっきり分かる。紫蘇はやはりオマケにしかならず、塩のみとどこまで違うかと言われると微妙かもしれない。
藻塩のようにバーナーを当てておけばまた違ったか?
レモン塩。これは何度もやったことがあるが、安定しておいしい。ホタテの甘さがよく出てくれる。ただし、レモンは強いのでつけ過ぎると台無しになることも。最近あまり見かけないがマイヤーレモンとか、もう少し優しい柑橘ならどうだろうか?
さて今日の主役。山椒オイル。
おお。これはなんか。違う。
さきの三者と違って塩気をなにもつけていない。塩もしょうゆもないので、甘みが出にくいかとも思ったが。
たしかに塩分が甘さをどんと出してくれるのとは違うのだが、なめらかなオイルの香味とともに、少しずつホタテの味が生まれてくる。これは悪くない。
とはいえやはり、塩気がないとやや物足りないと思ってしまうのも確かなのだが…難しいところ。山椒の香味をやはり主役にしたいんだよなぁ。
また次回、色々試してみようと思う。
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