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食欲減退する時期でもあり、今日の夕食はうなぎ料理かスタミナ料理を作ろう…。と思いましたが、ふと、以前六本木オフィスに勤務していた際にランチタイムでよく利用していた六本木四川飯店の麻婆豆腐を思いました。
ご存知かと思いますが、四川飯店の本店は赤坂にあり、「料理の鉄人」にも出演された陳 建一さんがオーナーを努めておられた名店です。(現在はご子息の健太郎さんがオーナーです)
今は六本木四川飯店はありませんが、当時は一週間に3回ほど建一さんご自身がお店で鉄鍋を振っておられて調理が終わったら常連客のご挨拶回りをされておられました。健一さんはとっても朗らかで優しい人柄で、僕も料理が好きなので当時は笑いながら料理談義を楽しんでいました。昼間から紹興酒を飲みながらね(笑)
そして料理話になりますが、僕が四川飯店のアラカルトで一番好きだったのが麻婆豆腐でした。しかも、建一さんのお父様の陳 建民さんのレシピである「元祖麻婆豆腐」です。
建一さんにそのことをお伝えすると笑いながら「やっぱりそうですか。いつになっても親父の味は越えられないんですよ~」って笑いながらレシピを教えて戴いたことを思い出しました。懐かしい想い出…。
秋のお彼岸時期だからかもしれませんが、今夜はそんなことから健一さんのお父様が考案された元祖麻婆豆腐を作ることにしました🍴
ちなみに基本的なレシピはこんな感じです。
牛豚粗挽肉に赤唐辛子,花椒(ホアジャオ、山椒の同属異種),豆板醤,甜麺醤(テンメンジャン),豆板豆豉(豆豉)を加えて炒め、鶏がらスープと豆腐を加えて煮込み最後に水溶き片栗粉でとろみをつければ出来上がりです。
正直言って調理方法はめちゃくちゃ簡単です。ただ、それぞれの薬味の微妙な配分の違いで仕上がりの味が全く変わってしまいますので、料理好きにはとってもお薦めのアラカルトになります。ちなみに麻婆豆腐は特別な料理ではなく、約150年前に中国四川省で地元小料理店主が考案された庶民の料理です。だからこそ各々のお店や家庭で好まれているのでしょうね。
皆さま、ご家庭の味付けによる特別な麻婆豆腐を作ってみてはいかがでしょうか~😄✋️🍴
#想い出のアラカルト
#中華料理
#家庭料理
#麻婆豆腐
ほんま大好きですこの味😋
私もお店行ってみたかったな〜
実際に陳 建一さんが直接携わっておられるのも赤坂四川飯店のみです。従ってお父様の建民さんのレシピを忠実に再現された元祖麻婆豆腐を食せるのは赤坂四川飯店だけになります。もちろん、独立されて営まれておられる全国の四川飯店のオーナー料理長たちは建一さんの弟子の筈ですからレシピはご存知だと思いますが、実際にある四川飯店で「陳 建民の麻婆豆腐」として出されたものは僕の思い出の味とは異なっていました。やはり真似料理にしかならないんですよね…。(悲)