マスというと小学生のころ、長野の親戚に連れられて釣りに行ったのを思い出す。といっても渓流とかではなく、釣り堀なのだが… 借りた竿にイクラみたいなものをつけて池に投げると、釣り堀中の魚が集まったんじゃないかというほど群がってきて、なんの風情も面白みもなくあっさり魚が食いついた。釣りとはこんなものなのだろうか? と、釈然としないままコンクリに上げた。すくなくとも、Nick Adams が Big Two-Hearted River でやったのはこんな作業ではあるまい。 残念ながら釣り上げた鱒はもらえなかった覚えがある。
先週サワラを漬けた地に、そのままマスを漬けた。
天然のマス、らしい。養殖は見たことがある気がするのだが、魚屋さんで天然のマスと出会ったのは初めて。養殖のサーモンを使うつもりだったのだが、せっかく珍しいものがあるのを選ばない手はないということで、これを漬けた。
漬け方は前回とまったく同じ。塩をしてしばらく置き、ドリップを拭き取り、ジップロックにためた粕漬けの地に入れる。冷蔵庫で五日ほど置いたはず。
マスというと小学生のころ、長野の親戚に連れられて釣りに行ったのを思い出す。といっても渓流とかではなく、釣り堀なのだが…
借りた竿にイクラみたいなものをつけて池に投げると、釣り堀中の魚が集まったんじゃないかというほど群がってきて、なんの風情も面白みもなくあっさり魚が食いついた。釣りとはこんなものなのだろうか? と、釈然としないままコンクリに上げた。すくなくとも、Nick Adams が Big Two-Hearted River でやったのはこんな作業ではあるまい。
残念ながら釣り上げた鱒はもらえなかった覚えがある。
さてこの粕漬け、魚屋のラベルにはただ「マス 天然」としかなかったが、あのとき釣り堀にいた魚たちと同じものなのだろうか?
#晩ご飯 #焼き魚 #粕漬け #マス #鱒 #和食